2015/12/01

12月1日 (火)22:30 カナダ月次GDP(取引通貨ペア CADJPY)

12月1日  (火)22:30 カナダ月次GDP(取引通貨ペア CADJPY)

カナダ経済は低インフレと抵成長が続き、原油価格も安値で安定し、対ドルではFRBの利上げ観測も強く、USDCADは上昇圧力が続いています。

一方、USDJPYは122~123.50円で安定してはいますが、底堅い値動きが続き、結果として、CADJPYの動きは鈍く大枠91.50~93.00のレンジ取引が継続しています。

今回の取引も大幅な値動きは期待できにくいこともあり、また、3日のECB理事会と4日の米雇用統計のビックイベントを控えて、投機的な値動きも長続きしそうになく、レンジ相場を意識して取引を考えたいと思います。

1時間足では、91.70~92.60の約1円幅での推移が続き、暫らくはこのレンジで推移することが予想されます。

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今回の予想は前月比0.0%と前回0.1%から低下が見込まれています。

過去30回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.5%、平均で0.13%と前月比としては比較的大きな差となっています。

過去30回のデータでは、CADJPYで発表直後15分間の変動をみると、最大69pips、平均30pipsとなっています。直近5回に限定してみると、平均35pipsで大きな動いとはなっていません。