2015/12/23

2015年12月23日(水曜)昨日22日、海外市場の動き

2015年12月23日(水曜)昨日22日、海外市場の動き

日本は連休との谷間で、欧米のクリスマス休暇を控へ、どうしても力が入らず。

海外市場は、WTIは36ドル台を復活、米株は上昇し17,400ドル台を回復、米10年債利回りは2.23%台へと上昇、DXYは98.36→98.19へ低下しドル売りの動き、VIXは18.70→16.60と変動は低下へ。

為替相場は、欧州・米国市場の前半は、米GDPが予想を上回わる中でも、ドル売りが続き、中古住宅販売件数が予想外に弱くドル売りのピークをむかた。米金利の上昇が強まり、ロンドンフィキシングを経て、欧州勢の退席する時間帯から徐々にドル買い戻しが強まる。

USDJPYは、前日の安値120.80円を意識しながらも、弱い米中古住宅件数に一時120.70台まで下落。ロンドンフィキシングで120.90台へ値を戻し、米金利の上昇や米株の続伸に121円台を回復するも、上値の重さは変わらず。

EURUSDは、欧州序盤から続くEURGBPの買いも強く、1.0900台を維持しながら弱い米中古住宅販売件数が発表された、午前零時には1.0980台まで上昇。ロンドンフィキシングからは買いの勢いは弱まり、米金利の上昇やポジション調整に1.0950近くまで値を下げるも、上昇の流れは変わらず。

GBPUSDは、EURGBPの流れにEURUSDの逆の動きに終始。欧州序盤の1.4900台をピークに午前1時には1.4820を割り込み、一時1.4805まで続落。戻りも1.4820台を極めて限定的。

AUDUSDは、アジア市場の0.7180台をボトムに欧州市場序盤の0.7240台から上昇できず、弱い商品価格と一時値を下げた原油価格に上値も重く、WTIが上昇するも勢いは弱く0.7220~0.7250の狭いレンジで推移し、そのまま終了。

※※※※※※※※※※※※※※

21:00    TRY トルコ中銀 金融政策発表=政策金利7.50%の据え置きを決定、市場は0.5%の利上げを予想しており、TRY売りが加速

22:30    USD 第3四半期GDP・確報値=前期比年率2.0%(予想1.9% 前回2.1%)、個人消費=前期比3.0%(予想2.9% 前回3.0%)、PCE価格指数=前期比1.3%(予想1.3% 前回1.3%)、コアPCE価格指数=前期比1.4%(予想1.3% 前回1.3%)→ 前回より下方修正されるも、予想を上回る

22:30    USD 10月 FHFA 住宅価格指数=前月比0.5%(予想0.5% 前回0.8%)→ 予想と変わらず

0:00    USD 11月 中古住宅販売件数=前月比-10.5%(予想0.0%、前回-3.4→-4.1%)、476万件(予想535万件 前回535→532万件)→ 予想を大幅に下回り、2017年7月以来の下落率となるもドル売りは限定的

※※※※※※※※※※※※※※

国連=2015年にEU諸国に流入した難民・移民は100万人を超えた。

カナダ財務省=4-10月の財政収支は6.34億ドルの黒字へ。

※※※※※※※※※※※※※※