2015/12/10

2015年12月10日(木曜) 昨日9日、海外市場の動き

2015年12月10日(木曜) 昨日9日、海外市場の動き

株安+債券高+商品価格低下の、リスク回避の動きへ。JPY+EUR+GBPの上昇が加速。

NZDは早朝の中銀が政策金利を予想通り0.25%引き下げ2.5%に決定、ウィーラーNZ中銀総裁の記者会見で利下げ打ち止め感が強まり、NZDUSD+NZDJPYは上下へ変動しながら上昇へ。

米卸在庫は予想外の-0.1%に、米成長見通しを引き下げる動きも。

NYダウは上昇から一転低下し-60ドル台の低下へ、米10年債利回りは一時2.27%まで上昇するも結局は2.21%近くまで低下(価格上昇)、2年債も0.929→0.915%近くまで低下。

WTIは在庫減に一時38.99まで上昇するも、結局は37.16近辺へと低下。DXYは98.474→一時97.22近くへと大幅低下し、VIXは17.60→一時20.13まで上昇しリスク回避の動きが強まる。

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USDJPYは、122円を割り込みながらも、121.80円をボトムに下げ止まったが、米株は弱く米金利も低下、商品価格は下落し、リスク回避の動きに円買いが強まり、121.50円を割り込みストオップの売りが加速し、121.10円台まで続落。

EURUSDは、1.1000の大台を前に上げどまり、1.0990近くを高値に一時1.0950まで値を下げるも、USDJPYと同じくリスク回避のヘッジのEUR買いへと反応、来週のFOMCの利上げ期待からEURショートのポジションの切りも加わり、1.1040台まで続伸。1.1050が大きなポイントに。

AUDUSDは、中国の経済の鈍化の危惧が続き、商品価格の低下も加わり、欧州市場で一時0.7170台まで低下から、一時0.7240台まで上昇。しかし、弱い株価+WTIの低下にリスク回避の動きが再発し0.7190まで低下。早朝のNZDの上昇の影響を受け再び0.7240台へと上昇。上下への変動が大きくなる。

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