2017/07/31

2017年7月31日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動きと

2017年7月31日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動きと

月末で週明け月曜日。どうもしっくりときませんが、これも夏枯れ相場の動きなのでしょうか? 

原油価格は米国の原油生産が減少とベネズエラへの政情不安や制裁を巡る懸念に50ドルを目指す動きですが、日経平均株価は上下約90円の変動で前日比-34.66(-0.17%)と動きは緩慢です。

為替相場はいつものとことですが、特に月曜のアジア市場の動きは鈍く、先週末のNY市場終値から比較すると、USDCADの+0.27%が最も変動が高く、他は総じて小幅は変動にとどまっています。

流れはEURUSDの上昇や、USDCADの下落変わってはいません。ただ、突き進んだ通貨高(ドル安)がこのまま調整なしにすすんでいくのでしょうか? いずれにしても米雇用統計で相場が動くことは間違いなく、どこかで落とし穴が待ち構えているようで上下に決め打ちできずにいます。また、USDJPYは緩やかな上昇を期待しながらも上値の重さに相場感が惑わされてしまいます。

USDJPYは、早朝の110.66から、110.50円を割り込み一時110.30台まで下落し110.70までと振り出と先週末の水準に逆戻りしていますが、相変わらず底値の達成感は感じられずにいます。いっそうのこと110円を割り込み、市場全体が円ブルになってくれたほうがは反発するきっかけになると思いますが、どうもそこまで積極的に試す動きも感じられません。

EURUSDは、現在のポジションは別として、18:00時に発表されるユーロ圏のCPIは今日の相場のでは非常に重要です。ちなみに市場の予想数字は、『前年比予想1.2% 前回1.3%、コア前年比=予想1.1% 前回1.1%』となっており、通常では予想通りの結果になることが多いのですが『もしも』を期待することにします。また、好結果の場合ですが直近の高値1.1780を上抜けできるかを注目しています。

USDCADは、先週末に1.2420をつけてから、上昇傾向が続いていますが、原油価格の上昇がどこまでカナダドル買いをフォローするのでしゅうか? 1.2500の壁はそれまでの相場の動きから高値となる可能性もあり、引き続きダウンサイド(カナダドル高)のリスクが気になります。


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原油価格(WT)は米国の原油生産が減少とベネズエラへの制裁を巡る懸念に一時50ドル台乗せへ。

ベネズエラ(30日)=政情不安が続く中で、新憲法制定のための制憲議会選の投票が始まった。現地では、選挙ボイコットの動きが広がり、各地で激しい反政府デモが展開