今週の為替相場を考える(11月16日~20日)
【追加・訂正】
パリの同時多発的テロの影響は、コメント作成時の土曜夜の時点で考えていたよりも深刻化が懸念されます。
フランスはもちろんのこと、ユーロ圏に与える経済的な影響も大きく、新興国への影響も考えられ、今後の報復措置などを考慮すれば、EUR売りの流れがより強まることや、ヘッジとしてのドル買いや、若干の円買い+スイス買いへと動くことが予想されます。
そのため、先の予想レンジを以下の通り修正いたします。
【EURUSD 予想1.0700~1.0850】→ 1.0600~1.0800
【USDJPY 予想121.85~123.50円】→ 121.50~123.20円
※※※※※※※※※※※※※※※
フランス・パリの同時多発テロ事件の影響を危惧。ドルロングのポジション調整後に再びドル買いへと動くのか?
ドル高基調が続く中、先週の為替市場は、11月6日の強い米雇用統計=米利上げ開始期待から始まったドル買いから売りへと変化した週となった。この流れは今週、どのように変化するのであろうか?
ドルインデックは下落し、オプション市場を含めドル売りの流れへと変化。米金利は低下し特に独金利の大幅な低下、米株+新興国株は下落。動きは複雑ながら、先週は早くも11月26日の感謝祭を意識しているのか、12月16日のFOMCを待たずにポジション調整のドル売りが続いた。
11月26日の感謝祭が終われば、いよいよ年末・年始相場へと突入! 26日を境に年内の取引を終えるファンド勢もそろそろ見られ、12月25日のクリスマス休日で、ほぼ取引を終了する季節が迫りつつある。
今年は、12月3日のECBで追加緩和が、12月16日にFOMCで利上げがほぼ確実と思われており、ドル高=ユーロ安の流れは変わらず。
さらに、分別すれば、利上げできるFRB=追加緩和のECB=利上げ期待は消えないGBP=追加緩和の潜在的可能性を秘めている、カナダ中銀+豪中銀+NZ中銀、そして、日銀。
この絶対的な方向性の違いは、ポジションの増減や巻き戻しによる一時的な変動は避けられないものの、潜在的には変わらず、市場参加者のドル先高センチメントも変わることもないと思われる。
※※※※※※※※※※※
【ドル相場】
米CPIは強いのか? FOMC議事録で12月FOMCの利上げ期待が再開できるか?
先週ドルインデックスは99.168→98.998へと低下へ! 積み上がったドルロングは調整へと動いていた。EURUSDのウエートが大きく上昇幅が狭いため小幅な下落となったが、他の主要国では米雇用統計後のドル買いの巻き戻しはより強いものとなっていた。
前週末比では、EURUSDは+0.29%に対して、GBPUSDは+1.25%、AUDUSDは+1.04%と動きは大きく、逆に、NZDUSDは-1.81%と低下しドル高へ。IMFスタッフ報告でNZドルが過大評価、ウィーラーNZ中銀総裁が、NZドルが一段と下落する可能性を示唆したことが要因。
今週一週間の相場では、17日(火)の米CPIの前年比が2.0%台へ乗せることができるか?、18日(水)のFOMC議事録で調整色が強まったドル買いが再燃することができるのか? 共に相場の波乱要因となっているが、潜在的なドル利上げ観測を止めることはできないと思われる。
例年の季節的な変動を見ると、12月のドル高傾向が多く、引き続きドル買いを意識したポジションを考えたい。
※※※※※※※※※※※
【EURUSD 予想1.0700~1.0850】
ドラギECB総裁は景気のダウンサイド・リスクを示唆、12月3日のECB理事会で追加緩和はほぼ確実との市場は予想しており、他の通貨ペアとは異なりEURの買い戻しは鈍く限定的。
今週は欧州発の材料が乏しく、フランス・パリの同時多発テロ事件の影響を危惧。米国発+英国発(EURGBP)の材料に相場が動くことが考えられる。EURUSDは1.0850~00を超えてくると、EURショートの巻き戻しが強まると思われるが、それを支援するような材料は見当たらず。
下値は1.0700をボトムに上げ止まってはいるも、この水準を割り込むと1.0500の先の安値水準を目指すことになるが、今週はそこまで大きな動きを期待できる材料は今のところ見当たらない。
【GBPUSD 予想1.5100~1.5350】
英中銀は成長とインフレ見通しを引き下げ、逆にOECDはインフレ圧力に早期利上げ示唆?! と困惑状態。米国に次ぐ利上げ可能な国の地位は変わらず、1.5000~1.5500内でのレンジ相場が続く。
米雇用統計時の水準を上回り上昇、予想外に強いが、11月5日のスーパー・サーズデー急落時の水準1.5400近辺の50%戻し近くで上げどまり推移。この水準を中心にした値動きが予想され、17日(火)のCPIと19日(木)の小売売上高を注目。
【AUDUSD 予想1.7050~1.7200】
0.7000の壁を崩すことはできず! 豪雇用統計は、就業者は予想の4倍、失業率は6.0%を割り込み、労働参加率は65.0%台へ上昇と強く底堅く推移。
NZDUSDの下落や、中国の輸出入の大幅減少や、止まらず商品価格の下落にも底堅く上昇へ。米雇用統計直前の水準となる0.7150近辺で値を戻すが、0.7150~00の上値は重く、この水準を今週中に越えられるかが今週のポイント。
17日(火)の豪中銀議事録を注目したい。スティーブンス豪中銀総裁が声明で、「景気回復の見通しが強まっていると判断している。一方、低インフレを受けて利下げ再開の可能性がある」と強弱両面を示唆し、結果AUD高となっていたが、この議事録の詳細は興味深い。
【USDJPY 予想121.85~123.50円】
日銀の追加緩和はあるのか? 123.50円超の上値は重い。FRBとECBの政策変更の高まりを前にして、円安傾向が続く中で、率先して緩和をするとは思えず。とりあえずは、16日(月)のGDPを見守り、19日(木)の日銀金融政策決定会合結果に円相場が変動することになりそうである。
米雇用統計後の膨らんだ円ショートポジションの調整は、122.50円割れで調整が終わったのであろうか? オプションでは引き続き調整が続き、追加緩和がなければ、122円近辺(±15pips)までの下落リスクは残るが、それでもドル高基調は変わらず。
※※※※※※※※※※※※※※
2015/11/15
2015/11/14
今週の主な材料(11月16日~19日)
今週の主な材料(11月16日~19日)
為替市場は、12月の米利上げと、ユーロ圏の追加緩和を既定事実として捉えながらも、11月26日の米感謝祭を前に、この水準からポジションを大きく積み上げることも難く、先週は弱い米小売売上高+生産者物価指数もあり、節目では調整の売りが続いています。
今週も、新たなドル買い材料を模索し、ドルロングを維持することができるのでしょうか? 米金利と米株の上昇は続くのでしょうか? 経済指標や要人の発言を確認する日々が続きそうです。
今週のメイン・イベントは18日のFOMC議事録ではないでしょうか? 12月16日のFOMCに向け利上げの可能性をより明確に示唆し、ドル全面高となった議事録だけに注目度は高いいものがあります。
もちろん、それ以外でも米国発の経済指標は重要で、多くの発表が予定されています。16日のNY連銀製造業景気指数、17日の鉱工業生産+消費者物価指数。18日のダドリーNY連銀総裁・メーサー・クリーブランド連銀総裁・ロックハート・アトランタ連銀総裁、パネル討論会。さらに、19日の新規失業保険申請件数、CB景気先行指数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数も重要です。
日本では、16日の第3四半期GDPは、前期比-0.1%と前回-0.3%から改善するも、2期連続してのマイナス成長が予想されています。19日の日銀金融政策決定会合+黒田日銀総裁の発言から、円相場はどのように変化するのでしょうか? 最近の総裁発言から追加緩和の可能性は低いと言わざるを得ません。
さて、ユーロ圏ですが、17日の独ZEW景況感調査は、VWは排ガス不正問題の影響を見極める意味では重要で、19日のECB議事録や、20日のユーロ圏消費者信頼感指数と、ドラギECB総裁の講演も注目しています。
英国では、17日の消費者物価指数、19日の小売売上高を、豪州では、17日の豪中銀議事、カナダでは、20日の小売売上高+消費者物価指数を注目しています。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
11/16(月)G20首脳会議(16~17日)
08:50 日本第3四半期 GDP・一次速報値
19:00 ユーロ圏消費者物価指数
22:30 米NY連銀製造業景気指数
11/17(火)
09:30 豪中銀議事録
18:30 英消費者物価指数
18:30 英生産者物価指数
19:00 独ZEW景況感調査
22:30 米消費者物価指数
23:15 米鉱工業生産
00:00 米NAHB住宅市場指数
11/18(水)APEC首脳会議 ASEAN首脳会議
22:30 米住宅建設許可件数・住宅着工件数
03:00 ダドリーNY連銀総裁・メーサー・クリーブランド連銀総裁・ロックハート・アトランタ連銀総裁討論会
4:00 FOMC議事録
11/19(木)
06:45 NZ第3四半期 生産者物
08:50 日本貿易収支・通関ベース
昼過 日銀金融政策決定会合
夕刻 黒田日銀総裁記者会見
18:00 ユーロ圏経常収支=
18:30 英小売売上高
21:30 ECB議事録
22:30 米新規失業保険申請件数
00:00 米CB景気先行指数
00:00 米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11/20(金)
22:30 カナダ小売売上高
22:30 カナダ消費者物価指数
00:00 ユーロ圏消費者信頼感指数
未定 ドラギECB総裁講演
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
為替市場は、12月の米利上げと、ユーロ圏の追加緩和を既定事実として捉えながらも、11月26日の米感謝祭を前に、この水準からポジションを大きく積み上げることも難く、先週は弱い米小売売上高+生産者物価指数もあり、節目では調整の売りが続いています。
今週も、新たなドル買い材料を模索し、ドルロングを維持することができるのでしょうか? 米金利と米株の上昇は続くのでしょうか? 経済指標や要人の発言を確認する日々が続きそうです。
今週のメイン・イベントは18日のFOMC議事録ではないでしょうか? 12月16日のFOMCに向け利上げの可能性をより明確に示唆し、ドル全面高となった議事録だけに注目度は高いいものがあります。
もちろん、それ以外でも米国発の経済指標は重要で、多くの発表が予定されています。16日のNY連銀製造業景気指数、17日の鉱工業生産+消費者物価指数。18日のダドリーNY連銀総裁・メーサー・クリーブランド連銀総裁・ロックハート・アトランタ連銀総裁、パネル討論会。さらに、19日の新規失業保険申請件数、CB景気先行指数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数も重要です。
日本では、16日の第3四半期GDPは、前期比-0.1%と前回-0.3%から改善するも、2期連続してのマイナス成長が予想されています。19日の日銀金融政策決定会合+黒田日銀総裁の発言から、円相場はどのように変化するのでしょうか? 最近の総裁発言から追加緩和の可能性は低いと言わざるを得ません。
さて、ユーロ圏ですが、17日の独ZEW景況感調査は、VWは排ガス不正問題の影響を見極める意味では重要で、19日のECB議事録や、20日のユーロ圏消費者信頼感指数と、ドラギECB総裁の講演も注目しています。
英国では、17日の消費者物価指数、19日の小売売上高を、豪州では、17日の豪中銀議事、カナダでは、20日の小売売上高+消費者物価指数を注目しています。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
11/16(月)G20首脳会議(16~17日)
08:50 日本第3四半期 GDP・一次速報値
19:00 ユーロ圏消費者物価指数
22:30 米NY連銀製造業景気指数
11/17(火)
09:30 豪中銀議事録
18:30 英消費者物価指数
18:30 英生産者物価指数
19:00 独ZEW景況感調査
22:30 米消費者物価指数
23:15 米鉱工業生産
00:00 米NAHB住宅市場指数
11/18(水)APEC首脳会議 ASEAN首脳会議
22:30 米住宅建設許可件数・住宅着工件数
03:00 ダドリーNY連銀総裁・メーサー・クリーブランド連銀総裁・ロックハート・アトランタ連銀総裁討論会
4:00 FOMC議事録
11/19(木)
06:45 NZ第3四半期 生産者物
08:50 日本貿易収支・通関ベース
昼過 日銀金融政策決定会合
夕刻 黒田日銀総裁記者会見
18:00 ユーロ圏経常収支=
18:30 英小売売上高
21:30 ECB議事録
22:30 米新規失業保険申請件数
00:00 米CB景気先行指数
00:00 米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11/20(金)
22:30 カナダ小売売上高
22:30 カナダ消費者物価指数
00:00 ユーロ圏消費者信頼感指数
未定 ドラギECB総裁講演
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
2015年11月14日(土曜)13日の海外市場の動き
2015年11月14日(土曜)13日の海外市場の動き
週末13日(金曜日)の為替市場は、NY市場の後半にかけ、欧州勢のポジション調整に売りへと動くも、トータルでは、ドル高傾向変わらず。
ドル高、株価安+債権価格上昇(利回り低下)+原油価格は低下=新興国通貨も弱く、リスク回避の動きへ。
NYダウは-1.16%下落、世界的に株価は弱く、独10年債利回りは0.608→0.558%へ大幅低下、米国も2.312→2.266%へと低下。WTIは40.80と-2.28%低下。DXYは98.891と+0.25%上昇。
注目の米経済指標は、小売売上高が0.2%と予想0.3%・前回0.1%から低下、生産者物価は-0.4%と予想0.1%・前回-0.5%と2か月連続のマイナスでもドルは売られず。逆に、企業在庫は0.3%と予想0.1%・前回0.0%、ミシガン大学消費者新信頼感指数は93.1と予想91.5・前回90.0を上回る。
一方、ユーロ圏のGDPは0.3%と予想0.4%・前回0.4%から低下、各国のGDPは相変わらず伸び率は弱い中、ユーロ圏の貿易収支は205億ユーロと予想160・前回112から上昇へ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
USDJPYは、122.50円以下の買い厚く、ドル高の流れと円クロスの売りにロンドンフィキシングから上昇、一時123円を試す動きが強まるも失敗。欧州市場が取引を終え始めると、逆にクロスで円売りが強まり、122.60円割れまで低下へ。短期的な円の買い戻しは続くも、長い円安基調は変わらず。
EURUSDは、弱いユーロ圏GDPやECBの追加緩和の潜在的な売り圧力は変わらず。欧州株は弱く金利低下が続く中で、1.0700をトライできず。1.0720近辺を底値に、終盤にかけては1.0760台へ値を戻すが、戻り売り基調は変わらず。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
国際エネルギー機関(EIA)=過去最大30億バレル近い在庫で価格が一段の低下も
メスター・クリーブランド連銀総裁=利上げ時期は急速に近付いている。利上げは先送
りうするべきでない。利上げ遅れれば、より急激な金利引き上げのリスクがある。
アトランタ連銀GDPNow=10月の強い雇用統計を受け+2.9%へ上昇するも、在庫投資が
弱く-0.3→-0.8%へ低下し、予測値は2.3%で変わらず。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
2015年11月13日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き
2015年11月13日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き
米国市場では、米小売売上高+米PPIは、弱い結果が発表されるもドル売りは瞬間芸!米ミシガン大学消費者信頼感指数は、逆に強いが、 ドル買いが復活しドル高基調へと逆戻りするも、力強さは感じられず。
欧州市場では、独仏GDPは予想通りで動けず、ユーロ圏の貿易黒字が拡大にEUR買いが強まり1.0800台復活するも、ユーロ圏GDPは弱く、ECBフィキシングからユーロ売りへと変化。
WTIは高水準の在庫とEIAの原油低下の可能性を警告しう41ドル台へと低下、DJIAは前日から低下して始まり、米10年債利回りは一時2.28台を割り込み、材料としてはドル買いは見られず。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
USDJPYは、122.50~80円の安定推移から、弱い米小売売上高に直後は122.45円を割り込むも、短時間で元の水準(122.75円台)へと逆戻りし動けず。ただし、122.80円の上値は重い。
EURUSDは、欧州の株安、金利低下に続落からスタート。ユーロ圏の経済指標に翻弄されるも動きは鈍い中、強いユーロ圏の貿易黒字は拡大し1.0800台を復活。ECBフィキシングから動きは逆転し、1.0710台まで続落。
米国市場では、米小売売上高+米PPIは、弱い結果が発表されるもドル売りは瞬間芸!米ミシガン大学消費者信頼感指数は、逆に強いが、 ドル買いが復活しドル高基調へと逆戻りするも、力強さは感じられず。
欧州市場では、独仏GDPは予想通りで動けず、ユーロ圏の貿易黒字が拡大にEUR買いが強まり1.0800台復活するも、ユーロ圏GDPは弱く、ECBフィキシングからユーロ売りへと変化。
WTIは高水準の在庫とEIAの原油低下の可能性を警告しう41ドル台へと低下、DJIAは前日から低下して始まり、米10年債利回りは一時2.28台を割り込み、材料としてはドル買いは見られず。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
USDJPYは、122.50~80円の安定推移から、弱い米小売売上高に直後は122.45円を割り込むも、短時間で元の水準(122.75円台)へと逆戻りし動けず。ただし、122.80円の上値は重い。
EURUSDは、欧州の株安、金利低下に続落からスタート。ユーロ圏の経済指標に翻弄されるも動きは鈍い中、強いユーロ圏の貿易黒字は拡大し1.0800台を復活。ECBフィキシングから動きは逆転し、1.0710台まで続落。
2015/11/13
2015年11月13日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き
2015年11月13日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き
週末、13日の金曜日。何かあることを期待するも、今の所大きな変動は見られず。
日経平均株価は-0.51%低下、上海総合指数も-1.43%低下、米長期金利も低下傾向が続き、WTIは42ドルをうかがう動きへ。
肝心の為替相場は、122.50台のボトムを死守するも、122.80円の上値は相変わらず重く、頼みの綱は円クロスの動きだが・・・・。こちらも複雑。EURJPY+NZDJPYは弱く円高へ。GBPJPY+AUDJPYは強く円安へ、CADJPYは上下し動けず。
頼みの経済指標は、日本の鉱工業生産は強く出たが、逆にUSDJPYは底堅くなり、円売りへ。仏GDPはやや強く、独GDPは予想と変わらずで動けず。7時発表のユーロ圏貿易収支とGDP待ちへ。
EURUSD+NZDUSDの下げが目立っている。調整によるEUR買いでも1.0820台の戻りが精一杯、相変わらずECBの追加緩和の影にロングポジションは長く維持できず、EURのショートカバー一巡後には下落基調は変わらず。
さて、これからの動きですが、
USDJPYは、122.80~90円がポイント、123.25円を上抜けなければ、短期のブルトレンドに戻ることはできず。122.35円の下値リスクは残る。ただ、中長期の円安トレンドは変わらず。
週末、13日の金曜日。何かあることを期待するも、今の所大きな変動は見られず。
日経平均株価は-0.51%低下、上海総合指数も-1.43%低下、米長期金利も低下傾向が続き、WTIは42ドルをうかがう動きへ。
肝心の為替相場は、122.50台のボトムを死守するも、122.80円の上値は相変わらず重く、頼みの綱は円クロスの動きだが・・・・。こちらも複雑。EURJPY+NZDJPYは弱く円高へ。GBPJPY+AUDJPYは強く円安へ、CADJPYは上下し動けず。
頼みの経済指標は、日本の鉱工業生産は強く出たが、逆にUSDJPYは底堅くなり、円売りへ。仏GDPはやや強く、独GDPは予想と変わらずで動けず。7時発表のユーロ圏貿易収支とGDP待ちへ。
EURUSD+NZDUSDの下げが目立っている。調整によるEUR買いでも1.0820台の戻りが精一杯、相変わらずECBの追加緩和の影にロングポジションは長く維持できず、EURのショートカバー一巡後には下落基調は変わらず。
さて、これからの動きですが、
USDJPYは、122.80~90円がポイント、123.25円を上抜けなければ、短期のブルトレンドに戻ることはできず。122.35円の下値リスクは残る。ただ、中長期の円安トレンドは変わらず。