VWショックの余が止まないドイツ、カタルーニャ自治州の州議会選挙は分離独立支持政党が過半数の議席を獲得したスペイン。
各国当局の制裁金や消費者による集団訴訟などで損害額は10兆円規模に達する可能性との報道もあり、カタルーニャ州はスペインからの独立を目指すことは間違いない。
第三者の目から見れば、ユーロ売りの材料と思っていたが、予想外にユーロは堅調に推移していることは驚きだが・・・・・・・。
VWが巨額な損失を埋めるために、海外資産を売却でもしたら、逆にEUR買いになるし、カタルーニャ州は意気込んではいるが、独立してユーロから脱退し、ECBからの支援も受けられなくなるリスクを冒すのであろうか?
エコノミストの中でも、カタルーニャ州の独立はあり得ないと自信を持って発言している人もいる。
9月30日は月末で、四半期末にもあたる。そうでなくても、月末のEUR買い需要は旺盛で、GBPの動きは激しい。
ここは思い込みを止めて、戻り売り水準のターゲットを定め、待ちの一手では!?
円???
相変わらずで、やりようがないとしか思われない。誰かが、米ドルは過大評価で下落し、円は過小評価で上昇するといってはいるが、本当だろうか?
いつもながら、米利上げ準備が整っている米ドルは輝いて見え、他の通貨を圧倒しているとしか思えない。
そして、円相場は対ドルで弱く、四半期決算が終わったら新たな円安を期待したくなる。