2017/03/28

2017年3月28日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年3月28日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き


米国市場に入り、CB消費者信頼感指数が強く、弱含みの米株や米金利はやや底堅く推移し、ドル売りの流れようやく収まりつつある。また、強い期待感はないが、01:50時のイエレンFRB議長の講演も意識へ。

為替相場は、トランプ大統領の信頼性の低下もさることながら、上昇から下げに転じた米金利と米株に、ドル売りの流れが一時続いたが、米国市場に入り強い米CB消費者信頼感指数にようやくドル売りも収まる動きへ。

USDJPYは、決算期末の特殊要因と思われるドル円の売り需要は強く、現時点で円は全面高。USDJPYは朝方、仲値決め直前の110.80台を高値に売りは強く値を下げ、110.50~75のレンジへ。欧州・米国市場の序盤では、一時110.20まで下落するが、強い米CB消費者信頼感指数に110.40台まで値を戻すが、110.50超の上値は引き続き重い。

EURUSDは、ユーロ圏発の材料も乏しく、1.0870台の上値は重く、大枠1.0845~75のレンジで上下。

GBPUSDは、明日29日のEU離脱手続きの開始を前にして、積極的なポンド買いも見られず。1.2600の大台は試せず、1.2340~95のレンジから強い米CB消費者信頼感指数に1.2530まで軟化中。


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USD 2月 卸売在庫・速報値=前月比0.4%(予想0.2% 前回−0.2→−0.3%)

USD 1月 S&P ケースシラー住宅価格指数=前年比5.7%(予想5.6% 前回5.58→5.47%)

USD 3月 CB消費者信頼感指数=125.6(予想113.9 前回114.8→116.1)

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