2015/11/07

2015年11月7日(土曜)昨日6日 海外市場の動き

2015年11月7日(土曜)昨日6日 海外市場の動き

ドルは全面高! USDJPYは123円台へ上昇へ。

米失業率は5.1→5.0%に低下、非農業部門雇用者数は27.1万人と予想外に強い数字に、12月の利上げ期待度は盛り上がる。

米2年債利回りは5年半ぶりとなる一時0.95%まで上昇し、米金利先物市場は72%の確率で12月16日のFOMCで米利上げを織り込見ながらも、米株は上昇へ!

USDJPYは、123円台を復活。日銀の追加緩和の有無に関係なく、中国株は上昇を続け、中国経済の安定期待と、米金利の上昇+世界的なドル高の影響を強く受ける。8月21日-24日の「中国・新興国経済の鈍化=世界的な株安」により始まった円高相場が終了し、新たなスローな円安相場の始まりを予感させる。

EURUSDは、1.0800を割り込み続落、底値は見えず。ECBの追加緩和を規定概念ととらえる動きが強く、12月のFOMCで利上げ期待度もピークへ。11月26日の米感謝祭を前して、EURはポジション調整+実需の買い以外に、買う材料は見当たらず。

GBPUSDは、10月1日の安値と1.5100の大台を割り込み、2日間で1.5400→1.5020まで続落、1.50を割り込む動きへ。先の、英金融政策委員会+四半期インフレレポート+カーニーBOE総裁の売り材料に加え、米利上げ観測の急速な高まりに、打つ手なし。1.5000のサイコロジカルなポイントをいつ、どのようにてブレークするのか?

AUDUSDは、ドル高の中では健闘中の通貨ながら、10月29日の安値0.7067を割り込み0.7020台へ。下げ幅は他の主要国よりやや緩めながら、10月12日の0.7380台から続落傾向が続くが、9月29日の安値0.6936はまだ先のこと。

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