2018/10/07

今週の主な材料(10月8~12日)

今週の主な材料(10月8~12日)

今週は相場変動の材料が乏しい週!

経済指標からは10/11(木)の9月米CPIに限定され、他では特に最重要と思われる経済指標の発表は見当たらない。前年比予想2.4%(前回2.7%)と弱く、7月の2.9%から低下傾向が見込まれており、米債と米株への影響が強く為替相場へ波及を否応なしに意識せざるを得ない。

為替相場に影響を与えると思われる材料としては、いつもながら米中貿易戦争の行方で軍事的な動きも不安材料となっている。トランプ大統領は来月末のG20サミットで中国の習近平国家主席と会談する予定との発表がクドロー米国家経済会議(NEC)委員長現況からあったが、現状を改善できることができるのだろうか? 11月5日の米中間選挙対策でトランプ大統領が何をするのか? 相場の波乱要因であることは間違いない。

それ以外では、8日(月)は日本とカナダが休みで、米国はコロンバスデーで債券市場休場だけが休場で、米株の影響を受けるが債券市場が休場のため為替相場の動きも鈍くなりやすい。

11日(木)はインドネシアのバリでG20が開催され、12~14日はIMF世銀年次総会があり、その辺から何か材料が飛び出す可能性もある。

14日(日)は、ドイツ・バイエル州議会選挙があり、与党のCSUは得票率を下げ40%を割り込む可能性やSPDも弱く、緑の党とAfDが支持率を伸ばすとの予想もあり、結果を受けた週明けのEURUSD相場も気になる。それと、週明けになるが、

15日(月曜)はイタリア予算案の提出期限で、週末に何等かの動きがあるのでは? こちらも気になる。

経済指標の発表に関し詳細は別表をご覧ください

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