2020/01/28

2020年1月28日(火)午後2時半ごろの動き

2020年1月28日(火)午後2時半ごろの動き

相変わらず相場変動のテーマは新型肺炎。感染拡大は止まらず経済への悪影響が長期間続くのか? それとも、短期間で収束し市場は先読みし過ぎだとしリスクオンに逆戻りするのか? また、明日のFOMCも前に迫っているのも気がかり。

問題は誰にも分らないところが味噌。個人的には、楽観的な経済に積み上がったポジションの巻き戻しに動いているだけ、本格的なショートポジションを選択しているように思われず。(もし、今後そうなれば話は深刻だが!)

アジア市場は、前日より株価の下げは弱まっているが、日経平均株価-0.7%弱、中国株は続落し上海総合は-2.8%近くと下げ幅は大きい。一方、WTIは一時52.75ドルまで値を下げるも53ドル台を回復。米10年債利回りは1.6%台を回復し小反発と、目下のところ弱気な株だけが先行している状態。

為替相違場は、リスク回避通貨とリスク敏感通貨ともに積極的な動きは見られず、BTCだけは強さを維持。

USDJPYは仲値直前の108.82をボトムに108.05まで上昇と約30ポイントレンジながら、クロスではJPYは弱含みで推移と、過去数日間の展開と異なる動きへ。引き続き108.50~60をボトムとしたレンジの可能性も捨てきれず。

AUDUSDは、新型肺炎の感染拡大に、中国経済の悪影響=中国経済と関係が深いAUDの売りが先行していたが、今日は0.6747~62の15ポイントレンジで、とりあえず健闘している。

USDCADは、1.3195を高値に一時1.3184まで下落と小幅ながらCAD高で推移し、1.3200の重要なポイントを意識している動きの可能性も。

※※※※※※※※※※※※※※※※

9:30    AUD 12月 NAB企業景況感指数=3(予想 前回4.0)、企業信頼感指数=-2(予想 前回0.0)ともに前回を下回り、信頼感指数は2013年半ば以来の低水準

※※※※※※※※※※※※※※※※

弾劾裁判
①ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を新たな証人として招致することを巡り、共和党議員少なくとも4人が支持に回る可能性が高まる。

ボルトン氏が近く出版する著書の草稿に詳しい複数の人物
①トランプ氏が独裁者に恩恵、ボルトン氏と司法長官が懸念。
②バイデン前副大統領と息子への調査に同意するまで約4億ドルの同国への援助を凍結すべきとの考え

※※※※※※※※※※※※※※※※