2020/01/31

2020年1月31日(金)14:45時ごろの動き

2020年1月31日(金)14:45時ごろの動き


WTIは53台と2%近く上昇、日経平均株価は強く香港ハンセンは下げ幅を縮めるも小幅高を維持。米債利回りの上昇は鈍く10年債利回りは前日終値とほぼ同水準の1.585%台で推移している。

為替市場の動きは非常に緩慢で、欧州の主要国の第4四半期GDPの速報値を期待しながら。北米市場のカナダGDP、米個人所得・個人消費や景況感指数の発表を期待する以外になさそう。

もちろん、新型肺炎の感染の深度も株・債券・為替市場にとっては非常に重要だが、警戒感をある程度織り込んだ動きとも思われる。中国PMIの総合は新型肺炎の影響と思われるが前回を下回っている。

予想数字が手に入らないが、個人的にはカナダのGDPを注目している。前月比が前回の-0.1%から+に変化するか? 前年比が前回の1.2%と比較してどうなったかを注視。ポロズカナダ中銀のハト派発言以来、CAD売りが続いており、今日も今のところ直近では1.3180~90をボトムに底堅い動きとなっている。レンジとしては1.3180~30のレンジに陥っており1.3200を中心とした動きが継続している。

USDJPYは、昨日は新型肺炎の感染拡大にWHOはやっとWHOは緊急事態を宣言するも後追い状況は避けられず。昨日はこれらの新型肺炎の感染拡大を材料として円高に、一時108.58まで下落するも、今日のアジア市場では、108.88をボトムに仲値直後の109.13を高値に109円台での取引が続いている。個人的には底堅く目先は円安方向に動いているように見えるが!?

GBPUSDは、本日で英国のEU離脱期限は終了。年末まで移行期間に入り、今年末で完全に終了することになる。賛否両論が耳に入るが、とにかく期待感だけは強くのこり、昨日はBOEも政策金利の据え置きを決定している。流れは押し目での買いに思われてならない。

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6:00    NZD ANZ消費者信頼感=前月比-0.5%(予想 前回2.2%)、122.7(予想 前回123.3)→ 前回を下回りマイナスへ

8:30    JPY 1月 東京都区部消費者物価指数=前年比0.6%(予想0.7% 前回0.9%)、除く生鮮前年比=0.7%(予想0.8% 前回0.8%)、除く生鮮・エネルギー前年比0.9%(予想0.8% 前回0.9%)

8:30    JPY 12月 雇用統計:失業率=2.2%(予想2.3% 前回2.2%)、有効求人倍率=1.57(予想1.57 前回1.57)

8:50    JPY 12月 鉱工業生産・速報値=前月比1.3%(予想0.7% 前回-1.0%)、前年比-3.0%(予想-3.6% 前回-8.2%)→ 予想と前回を上回る

9:01    GBP 1月 Gfk消費者信頼感調査=-9(予想-9 前回-11)
10:00    CNY 1月 総合PMI=53.0(予想 前回53.4)、製造業PMI=50(予想50.0 前回50.2)、サービス業PMI=54.1(予想53.0 前回53.5)→ 総合は新型肺炎の感染拡大に前回を下回る

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米国務省
①    中国への渡航警戒レベルを「4」に引き上げ 渡航しないよう勧告

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