2017/09/21

2017年9月21日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年9月21日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

今日のアジア市場は、FOMC後のドル高の流れを継続。

日経平均株価は上昇幅を縮め+37.02(+0.18%)と小幅な上昇にとどまり、米10年債利回りは2.266%とFOMC後の上昇幅を縮め、軟調に推移。

為替市場は、主要通貨に対してドル傾向を維持。AUDUSD−8%超と豪州債利回り低下+株価下落に続落。NZDUSDも連れ安で、23日の総選挙で与党リードを織り込み調整色が強く、NZDGDPは予想通りで下げ幅を拡大。

日銀の金融政策決定会合では、予想通り短期の政策金利をマイナス0.1%、長期金利である10年物国債金利をゼロ%程度に操作する現状の金融市場の調節を続けることを、8対1の賛成で決定。為替相場の影響は見られず。黒田日銀総裁の経験待ち。

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日銀金融政策決定会合=短期の政策金利をマイナス0.1%、長期金利である10年物国債金利をゼロ%程度に操作する現状の金融市場の調節を続ける。

ロウ豪中銀総裁=豪経済は幾分の改善がうかがわれる。雇用やインフレターゲットが前向きとなっている。世界的に金利上昇の動きが強まっているが、それが豪州に自動的に影響を与えるものではない。柔軟な豪ドルが金利を変更するタイミングについて、独立性をもたらしている。

日銀は国内景気の現状判断を「緩やかに拡大している」とし、景気判断を維持した。

NZD第2四半期GDP=前期比0.8%(予想0.8% 前回0.5→0.6%)、前年比2.5%(予想2.5% 前回2.5%)→前回から改善するも、予想通りでNZドル買いは短時間で終了し大きな変化は見られず。