2015/12/08

12月8日 (火)18:30 英鉱工業生産(取引通貨ペア GBPJPY)


12月8日  (火)18:30 英鉱工業生産(取引通貨ペア GBPJPY)

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USDJPYは123.50円の壁を抜け切れず、早朝に発表された日本のGDPは逆に一次速報値から上方修正されるも、予想を上回るも、株安=円高の流れが強まり、GBPJPYは185円を伺う動けとなっています。

1時間足を見ると、185.20円近辺にはポイントであり、ポンド買が強まることが予想されますが、この水準を割り込むと、目先のGBPJPYロングポジションの巻き戻しが強まる可能性があります。

Dailyチャートでも、中期線の186.10~20円で頭を抑えられ、185円の長期線があり重要なポイントとなっています。これを割り込むと184円までの値を下げる可能性ができきます。

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本日の英鉱工業生産は、同時刻の製造業生産高と合わせて考える必要もありますが、基本は鉱工業生産のインパクトがより大きいと考えます。

今回の予想では、前月比0.1%と前回-0.2%からの上昇が、前年比でも1.2%と前回1.1%から若干の上昇が見込まれています。

過去10回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.9%、平均0.4%、前年比で最大0.7%、平均0.4%となっています。前月比では直近9月発表で0.9%、10月で0.7%とやや振れ幅が大きくなっています。

過去10回のデータでは、GBPJPYで発表直後15分間の変動を見ると、最大86pips、平均47pipsと、変動を期待したくなります。

今回の取引も直前のGBPJPYの水準を見ながら、偏りが強いようでしたら、逆指値の買いと売りを選択肢として考えたいと思います。