2015/12/10

2月10日 (木)21:00 BOE金融政策発表(取引通貨ペア GBPJPY)

2月10日 (木)21:00 BOE金融政策発表(取引通貨ペア GBPJPY)

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先週のECB理事会の追加緩和を引き金に、為替市場も大きな変化が続いています。

原油価格は続落し、新興市場国の株価は弱く、商品価格の下落に、リスク資産は弱く、AUD+NZDは下落。逆に、JPY+EURは(昨日はGBP)は上昇し、クロスでも円高傾向が続いていました。

しかしながら、早朝のNZ中銀の予想通りの緩和+中銀総裁の緩和打ち止め期待の発言(実際は、タカ派+ハト派の両サイドの発言なのでが)に、市場はNZD買いで反応し、NZDJPYな値を戻し、強い豪雇用統計にAUDJPYも値を戻しています。

肝心の、GBPですが、昨日はGBPUSDが急騰し1.5200の大台を伺う水準近くでようやく上げどまり、小康状態を続け、欧州市場の出方を見守っています。

USDJPYは、数々の重要なテクニカルポイントを割り込み、121.80円のチャートポイントが重くなり、円買い圧力が終わったかは、まだ確認ができない状態にあります。

結果、GBPJPYは、183.70~185.40のレンジで上下の大きな変動の中にあり、目先は184.50近辺で収束していますが、このれも短時間のことと思われますが、しばらくはこの大きなレンジ内での推移が予想されます。

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今回のBOE金融政策では、政策金利0.5%と、資産買い入れ枠3570億ポンドの据え置きが予想されており、8対1で決定されると思われています。この決定の比率がことなるとGBPJPYの相場が大きく変動することになります。逆に、予想と同じ結果となれが、来週のFOMCをにらみ相場を大きく動かすちからも弱まることが考えられますが、直近の相場変動はそう簡単に収まりそうにありません。

過去25回のデータでは、GBPJPYで発表直後15分間の変動をみると、最大135pips、平均でも64pipsと変動が大きなイベントの一つとなっています。また、直近5回に限定してみても、平均75pipsと変動が期待でき沿うで、逆指値の売り・買いも選択肢となっています。

実際には、直近の水準を考慮にいれて取引を考えたいと思います。