2016/06/30

2016年6月30日(木曜)昨日29日 海外市場の動き

2016年6月30日(木曜)昨日29日 海外市場の動き

欧米株は今日も続伸し、原油価格も50ドルへ一時上昇。英国のEU離脱のよる下げの回復が続き、ドル売り+円売りの流れを維持。

英株は3.58%上昇、ユーロストックす50も2.66%上昇、ダウ平均も1.64%上昇、欧米株は今日も続伸。米原油在庫の予想外に増加もあり、原油価格は一時50ドルへと上昇。

英国はひょっとしたら、リスボン条約50条を発動はどうなるのでしょうか? EU首脳会議は英国への非難も多く、会議に参加できないキャメロン英首相は、残念だという声に送られてブリュッセルを去る。

BOEとECBは追加緩和を実施するのでは、との思いも根底にあり、日本でも景気刺激策と追加緩和の期待感は強い。とりあえず、カーニーBOE総裁(6月30日=日本時間7月1日午前零時)を注目。

======================================

USDJPYは、102.50を超えてからは、この水準をボトムに続伸し、クロスでも円売りが目立つが、103円台を試せず。株高+原油高に終盤にかけて102.90台まで上昇。クローズ直前にやや軟化へ。

EURUSDは、欧州株は続伸、1.10台をボトムに上昇するも、1.1130台を超えられず。引き続き、英国のEU離脱による政治的+経済的な不透明感は払しょくできず。

GBPUSDは、英株は続伸、1.3530台をトップに上げ止まる。英国が秩序だった離脱をすることができるのか? 英国内でも政治的な対立が続き、リスクを完全に払しょくはできず。

AUDUSD+NZDUSDは、ドル売りの流れとリスク資産の買い戻しもあり、上昇傾向を維持するも、動きも弱まる。AUDUSDは一時0.7450台へ上昇するも伸び悩み、、0.7500が大きな壁で注目。NZDUSDは0.7100のポイントを超え一時0.7130台まで上昇するも、伸び悩む。

======================================

EU首脳=英国の「秩序ある」離脱を呼び掛ける。英国との今後の関係についての交渉は同国が正式に離脱を通告するまでは始まらない。

メルケル独首相、オランド仏大統領=人の移動の自由を認めないならば単一市場へのアクセスはない。

キャメロン英首相=28日夜、残念だという声に送られてブリュッセルを去る。

フランス、ドイツ、オランダ=2017年に総選挙を控えており、多くの首脳は英国の選択で反EU勢力が勢い付くことを懸念。

7月21日のECB理事会を注目。市場の混乱も落ち着きを取り戻し、株高の流れにECBは追加緩和を急がないとの観測が強まり、EUR買いの要因の一つとなっている。ただし、インフレ見通しが悪化した場合、ECBがさらなる景気刺激策を導入する方針。

英国は労働党、保守党で党首選へ突入する可能性が高まる。

カーニーBOE総裁、6月30日(日本時間7月1日午前零時)に、EU離脱を受けた国内経済の動向について自身の考えを説明。24日に2500億ポンドの資金追加供給に続き、2度目の発言。

アトランタ連銀GDPNow=米個人消費の伸びが上方修正され、米第2四半期GDP予測値2.6→2.7%へ引き上げへ。

中国外務省、トランプ氏が中国を為替操作国との批判へ反論。

=============================