2017/08/10

2017年8月10日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年8月10日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き


英FTSEは-1.4%台と弱く独仏の株価も下落、米株も下落からスタート、米10年債、2年債利回りは低下しリスク回避の流れへ、原油価格は石油需要見通しに50ドル台へ上昇。

弱い米生産者物価指数と新規失業保険申請件数に、上昇していたドルインデックスも低下しNZDUSDを除きドル売りが強まる。

USDJPYは110円台を維持することはできず、北朝鮮リスクの当事国になりうる円は不思議と円買いが強く、戻りは極めて限定的で下、弱いPPIにドル売りが強まり109.50円割り込む動きへ。

昨日一人勝ちで大幅下落したUSDCHFは逆に0.9670台へ上昇するも、米国市場に入り弱い経済指標もあり0.9630台まで下落、前日終値とほぼ同水準へ。

弱さが目立ったのは、NZDUSDで早朝のNZ中銀の金融政策の据え置き、ウィーラーNZ中銀総裁の声明ではハト派とタカ派が混在するも、「NZドル相場の下落が必要」との発言を嫌気し0.7250台まで下落、欧米市場ではNZDの買い戻しは限定的。


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OPEC月報=2018年の石油需要見通しの引き下げに原油価格は上昇。前回から22万バレル引き上げ3242万バレルを予想。

メルケル独首相の支持率低下=9月24日独総選挙を前にした世論調査では、メルケル首相の支持率69→59%と低下。メルケル首相の保守系与党連合キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率40→39%へ低下。