2017/08/15

2017年8月15日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き



2017815日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

北朝鮮は「米国の行動をもう少し見守る」に変化。北朝鮮リスクの減少にリスク回避の巻き戻しが続き、強い米経済指標が続き、欧米株価は上昇+債券価格下落・利回り上昇+原油価格下落=ドル全面高。


米小売売上高+NY連銀製造業景気指数+米輸入物価指数の前月比プラス転換と強さが目立つ。独GDPは前年比2.1%と1.9%から上昇でも動けず、英CPIは前年比2.6%、コア前年比も2.4%と前回と変わらずで、上下変動後の結果はGBP売り。

独仏債券利回りは上昇、米10年債と2年債の利回りも上昇へ。
欧州株は強く、EURO STOXX50は+0.64%の上昇で、米株は上昇からスタート、原油価格(WTI)は一一時47.09まで続落、

GDPは前年比2.1%と1.9%から上昇するも、EUR買いにつながらず。注目の英CPIは前年比2.6%、コア前年比も2.4%と前回と変わらずで、上下変動後の結果はなぜかGBP売り。

USDJPYは、リスク回避で盛り上がった円ロングの巻き戻しに、110.50円の壁を突き抜け一時110.80台と、前日比で1.0%近く上昇へ。

AUDUSDは、豪中銀議事録では「成長率が3%前後で推移し、インフレ率は緩やかに上昇する」とタカ派意見に反して、「早期利上げは検討していない」とハト派発言。直後の反応は買いとなったが続かず、0.7877を高値に0.7825まで続落。強い米経済指標を受けたドル買いに0.7810台まで続落している。

GBPUSDは、CPIの前月比は弱かったが、総じて前回と変わらず期待を裏切る動きとなった。アジア市場の高値1.2970から1.2847まで大幅な下げに前日比で-0.81%と弱さが目立っている。


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