2018/04/16

2018年4月16日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年4月16日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

リシア攻撃明けの月曜日は緩やかな円高傾向を維持。

予想された週末の米英仏によるシリア攻撃も、目標は化学工場に限定し他の軍事施設への攻撃もなく、攻撃事態も一度で終了する見込みでサプライズはなく、中国株は下落傾向ながら懸念された日経平均株価は小幅高で終了。

USDJPYは早朝107.60台の高値に、日経平均株価の上昇に底堅く推移するも、ロシアの出方を気にしながら、日米首脳会談での貿易不均衡是正を求められる可能性と、政局不安=株安の思惑は払しょくできず円買いが勝る状態に。107.10台まで一時下落、円はクロスでもやや円高傾向が続いているが、現状は強弱混在の状態。

GBPUSDは、テクニカル面、利上げ期待、ブレグジット後の調整過程と、上昇傾向が続いているが、シリア攻撃でメイ英首相が議会に同意を求めなかったことが原因で非難の声が高まり、ポンド売り要因となり高値の1.4268→1.4230台まで値を下げるも、引き続き前日比で上昇傾向を維持。

AUDUSD、NZDUSD、USDCADとリスク敏感で資源価格との連動性が高い通貨は、アジア市場は底堅く推移する反面、欧州勢の参入にとともに売り圧力が強まっており、AUDUSDは前週末の安値0.7758を一時割り込み、NZDUSDも前週末の安値0.7345を一時割り込み、USDCADは前週末の高値1.2617を一時上回るも、今のところ加速する動きも見られず。

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