2020年2月10日（月）23:00時ごろの動き
欧州株は小幅下落し米株先物も小幅安で推移。米債利回りは軟調で10年債は1.57％割れ近くで推移。為替相場は欧州市場入り総じてドル売りへ。
中国政府は、新型肺炎の感染拡大が中国経済に与える悪影響を抑えるため、大規模な経済対策を実施。注目の中国CPIは予想を大幅に上回るが、新型肺炎の買いだめの影響で、影響を完全に織り込んではおらず、2月に下落する可能性も危惧。
為替相場は、米国市場の序盤に入り、USDCADは急伸し先週末の高値1.3320を上抜け1.3325まで上昇。EURUSDも先週末と早朝の安値1.0942を割り込むと売りが加速し1.0930まで下落。GBPUSDは1.2872をボトムに欧州市場に入り1.2945まで値を戻す。AUDUSDは、強い中国CPIに一時AUD買いが強まるも0.6707を高値に伸び悩む。
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16:30 CHF 1月 消費者物価指数＝前月比－0.2％（予想－0.2％ 前回0.0％）、前年比0.2％（予想0.２％ 前回0.２％）、HICP前月比－0.4％（予想－0.1％ 前回0.2％）、HICP前年比0.2％（予想0.1％ 前回－0.1％）
18:30 EUR 2月 センティックス投資家センチメント＝5.2（予想5.9 前回7.6）→ 予想を下回る
22:15 CAD 1月 住宅着工件数＝21.32万件（予想20.5万件 前回19.73万件）
22:30 CAD 12月 住宅建設許可件数＝前月比7.4％（予想2.8％ 前回－2.4→－3.5％）
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中国財政相（財政支出拡大）
① 中国の2019年の財政支出は前年比8.1％増加
②政府が急激な景気減速を回避するための対策を打ち出したことを背景に、経済成長を上回る伸びとなった。
③減税規模は2.3兆元（3295億ドル）に上った。財政省は今年も減税路線を維持する方針を示した。
中国人民銀行の馬駿金融政策委員会
①コロナウイルスの感染拡大が急速に進む困難な時期を企業が乗り越えるのを支援するため、主要預金金利の引き下げを検討すべきとの認識
メルケル独首相の後継者辞任
①2018年12月にドイツ与党キリスト教民主同盟（CDU）の党首に選ばれたアンネグレート・クランプカレンバウアー氏が首相就任を断念し、党首も辞任する意向を固めた。
英国政府
①新型コロナウイルスについて公衆衛生への重大かつ差し迫った脅威だと宣言。
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