2020/02/03

2020年2月3日(月)23:00時ごろの動き


202023日(月)23:00時ごろの動き

春節明けの中国市場は中国政府(空売り禁止)・中銀の必至の努力(約18.8兆円の資金供給)のたまもので、株価やCNY安が加速はしていたが、パニック的な動きは抑制されひとまず市場に安心感が広まっていた。

これから始まる米株、米債の動向はもちろんのこと、米ISM製造業景況指数は重要となっている。ちなみに欧州主要国の製造業PMI改定値は、速報値と予想値から若干ながら上向いている。

欧州市場に入り、主要国株は底堅く小幅高で推移し、ダウ先物も小幅高となっている。WTIは早朝の50.42を安値に一時52ドル近くまで値を戻し前日とほぼ同水準で推移。米10年債利回りは上昇し一時1.55%近くへと上昇。

為替相場は、英国のEU離脱直前のご祝儀的な相場(GBP高)の反動なのか、GBPSUD1%超の下落と大きく変化を除くとUSDCNY1%近く上昇し元安となった以外は、全体的にそう大きな変化は見れず。

傾向としては、中国発の新型コロナウイルスの感染に経済的に影響の多いく売り込まれていたAUDNZDが底堅い反面、GBPはもちろんのことEURCADも弱く、リスク回避で選好されたJPYCHFも弱く、流れはポジションの巻き戻しに思えてならない。

USDJPYや、早朝の108.32をボトムに、欧州市場の序盤につけた108.70を高値に上げ止まり、大枠108.4060のレンジで動いている。

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