2015/09/18

2015年9月18日(金曜)昨日17日 海外市場の動き

2015年9月18日(金曜)昨日17日 海外市場の動き

FOMCは金利据え置き、年内の利上げの可能性は残すも、ドル売りへ。米株は上昇から下落へと変化し、米金利は低下へ。

米2年債利回りは、0.8%台→0.69%割れまで低下。米ダウ平均はFOMC直後一時+200ドル近く上昇するとも、前日比マイナス圏へと逆戻り。WTIは動きは鈍く小幅下落。

金利据え置きの結果は、多くの市場参加者の予想通りの結果で、10月、12月の利上げの可能性は残す。米株は上昇から値を下げ元の水準へと逆戻りするも、米金利は低下しドルは主要通貨で全面安と、変わらず。

ただし、リスク回避の動きが再来なのか、JPY+EUR+GBP=上昇幅を拡大し、AUD+NZD+CAD=上昇幅を縮小へ。

今後の注目は、中国・日本株の動きと、10月FOMOCの利上げの有無、週末のギリシャ総選挙と、習近平中国首席は9月22日~28日の訪米。

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FOMC声明=政策金利を0.0~0.25%で維持。労働市場の改善するも、インフレ率目標値2%に戻る確信をもてないでいる。

FOMC声明=最近の世界経済や金融状況が、経済活動を抑制する可能性と、低インフレの長期化を懸念。

FOMC声明=労働市場のさらなる改善と、インフレが改善すれば利上げ開始が適切で、大半の当局者は、10月を含め引き続き年内の利上げを予想。

FOMC声明=原油価格の下落とドル高の影響が解消するには、より長い時間が必要となる。

イエレンFRB議長の記者会見=インフレは目標を下回る水準が続く。雇用の伸びは底堅い。

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USD 第2四半期 経常収支=-1097億ドル(予想-1135億ドル 前回-1133→-1183億ドル)→予想より赤字額が縮小。

USD 8月 住宅着工件数=前月比-3.0%(予想-3.8% 前回0.2→-4.1%)、112.6万件(予想116万件 前回120.6→116.1万件)→ 予想外にマイナス幅は縮小するも、前月分は大幅に下方修正へ。

USD 8月 建設許可件数=前月比3.5%(予想2.2% 前回-16.3→-15.5%)、117万件(予想113.5万件 前回111.9→113万件)→ 予想を上回る。

USD 週間新規失業保険申請件数=26.4万件(予想27.5万件 前回27.5万件)、保険継続受給者=223.7万人(予想226万人 前回226.0→226.3万件)→ 予想より改善へ。

USD フィラデルフィア連銀景況指数=-6.0(予想6.0 前回8.3)→ 支払価格が大幅減少、予想を大きく下回るマイナスへ。

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