2015/09/25

2015年9月25日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年9月25日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末金曜日、米GDPの発表を控えているが、焦点は相変わらず株価。

上海総合は-1.96%の下落に反し、日経平均株価は首相と日銀総裁が会談との報道に追加緩和の期待が高まり+1.76%上昇。

株高の影響もあり、主要通貨で円売りが強まり、USDJPYは120.50円を試す動きが続いている。

早朝、NY市場クローズ直後のオセアニア市場の薄商いの中で、イエレンFRB議長の講演の内容が報道されると、ドルは全面高となった。
「最初のFF金利引き上げは年内と予想」、「自分含めFOMCの大半のメンバーが15年利上げ予想」と強気発言が引き金となり、年内の利上げ観測が強まる。

日本のCPIは前年比は0.2%と変わらず、コア前年比は-0.1%とマイナス圏に突入するも、コアコアは0.8%と強く、為替相場の変化は限定的。

早出の欧州勢は、クロスの円売りから入り、GBPUSD+AUDUSDは上昇するも、基本は早朝のイエレンFRB議長講演近くの水準に値を戻しただけで、USDJPYの買い、EURUSDの売りが目立っている。