2015/09/22

2015年9月22日(火曜) アジア・欧州・米国市場序盤の動き

2015年9月22日(火曜) アジア・欧州・米国市場序盤の動き

東京市場が連休真っ最中、為替市場はドル高+円高で、値動きはリスク回避行動のパターン。

習近平中国国家主席の初訪米の日で、上海総合は0.92%上昇。しかし、欧州株は大幅に下落、独DAXは-2.82%、EURSTOXX50も-2.61%と大きく値を下げ、ダウ平均も下落、WTIも弱い。

為替市場は、欧米市場でドル高が加速する中で、USDJPYは株安=円高の方程式が復活。EURUSD+GBPUSD+AUDUSD+NZDUSDはドル買いのン流れが続き、円もクロスでは全面高。

GBPJPYは186.80台→184.60台へと200ポイント以上下落、AUDJPYも86.00台→84.70台まで続落し、円高傾向は強い。

EURUSDは、独VWの制裁金は米国だけで最大で約180億ドル(約2.4兆円)の課徴金が科せられる可能性があり、この流れが他国へ波及する可能性もあり気になる。ユーロ圏の、消費者信頼感指数は-7.1%と予想-6.9%から悪化へ。EUR売りの材料となっている。

GBPUSDは、英国は8月の財政赤字が月次としては12年ぶりの赤字額となり、英CB企業動向調査も予想外にマイナス幅が拡大し、ポンド売りの材料とされている。

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独VWは米排ガス規制試験の不正が判明、最大180億ドル(約2.4兆円)の制裁金へ。
中国国家発展改革委員会=2015年成長目標7%前後は達成可能。
英8月財政赤字は121億ポンドと、8月としていは12年ぶりの赤字額。

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