2015/09/17

アジア市場を終えて思うこと!

アジア市場を終えて思うこと!

日本株は上昇、中国株は下落、最近は異なる方向が多い。

本当にFOMCはどのような結果を発表するのでしょうか?

昨日の弱い米CPIに利上げ予測は低下しているが、ウォールストリートのトップエコノミストも意見が分かれ、利上げを決定しても、据え置きとなっても、相場が動くことは間違いなさそうである。

また、イエレンFRB議長の証言は、仮に利上げした場合には、市場の更なる利上げ期待を抑えることになりそうで、相場の上下変動の要因となっている。

利上げなければ、近い将来の利上げを示唆することになりそうで、10月か12月の利上げのタイミングが次のテーマとなり、遅かれ早かれ利上げは避けられないとも思われ、これも相場の上下変動要因でもある。

中国は米国が利上げしても影響は限定的といい、人民元の下落圧力は基本的に解消と言う。本当なのであろうか? 米利上げの影響を一番受けそうなのは、中国では?

中銀関係者の中では、8月の人民元切り下げは、為替相場の形成における市場の役割拡大に向けた動きだとして歓迎する発言や、為替政策はそれほど大きな動きではないと楽観している向きもある。

事実は、藪の中で詮索することはできないが、過去の教訓からは、直後の変動に巻き込まれると損をするケースが多いことが記憶から離れない。

日本時間の未明でもあり、NY市場の反応を見極め、アジア市場をパスし、欧州市場の動きを確認して、相場の方向性を考えることも選択肢では!