2015/09/28

2015年9月28日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年9月28日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は-1.32%下落、上海総合は0.27%上昇、欧州株は国によりばらつきがあるが、EURO STOXX50は-0.36%と小幅下落。

USDJPYは、株安の影響なのか上値は重く120.40台が上限となっているが、120.20から大崩する気配は見られない。

EURUSDは、カタルーニャ自治州議会選挙の結果を意識したのか、売りからスタートするも、下げ幅は予想外に限定的で、材料にされず。期末へ向けた特殊要因の買いが気になる。目先1.1240が上値のターゲットなるが、どこまで上げられるか!

GBPUSDは、底堅い。先日の安値1.5150割れで底値を確かめたのか、ビットアップし1.52台を回復。目先は1.5240台が上値のターゲット。


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ベイナー米共和党下院議長が突然の辞任表明=その影響は? 目先の政府閉鎖の可能性が大幅に下がった。

フィリップス曲線(失業率の低下と賃金の上昇の関係)は、グローバル化が進み、発展途上国の影響力が大きくなり、国外の問題がこれまで以上に米国のインフレ率に関係し、従来の手法が役立たなくなる可能性も。

スペイン・カタルーニャ自治州の州議会選挙は分離独立支持政党が過半数の議席を獲得。

黒田日銀総裁=米利上げは米経済、世界経済に基本的にプラス。非常に大きなショックとなる懸念は和らいでいる。

黒田日銀総裁=為替相場は安定推移が望ましい。円高是正はプラス面とマイナス面がある。

黒田日銀総裁=民需は堅調さを維持している。企業、家計とも所得から支出へ前向き循環が働いている。個人消費は底堅い推移、今後底堅さを増していく。企業の設備投資も前向き。我が国の経済は緩やかな回復を続けている。ファンダメンタルズはしっかりしている。

経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)=BOE利上げ予想を先送りへ、2月→5月か8月へ変更。来年の経済成長率は2%に低下し、インフレ率は17年まで中銀目標の2%を下回る見通し。

経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)=中国を中心に新興国がかなり弱いため世界経済が減速。輸出見通しが悪化するとともに企業投資が抑制。