2015/09/21

2015年9月21日(月曜)アジア・欧州市場の動き

2015年9月21日(月曜)アジア・欧州市場の動き

上海総合指数は1.89%上昇、欧州株も強く、独DAXは0.21%の上昇に留まるも、ユーロ・ストックス50は1.09%、フランス、イタリア株は1%を超える上昇へ。

注目のギリシャ総選挙は、チプラス前首相の与党が勝利するも、過半数には届かず。ギリシャ株は下落するも金融市場やEUR相場への影響は限定的。

東京市場が休場で月曜日、FOMC後のドル売りから、ドル弱気ムードは弱まり再びドル買いへと流れは変化。円は、EURJPYを除き、円売りの流れが強まる。

※※※※※※※※※※※※

USDJPYは、市場センチメントの「資本筋(鬼の)居ぬまに円高を狙う動きに119.70円台まで下落するも、逆にショートカバーに欧州市場では、円クロスの売りも強く、120.50台まで上昇へ。

EURUSDは、ギリシャ総選挙の結果は、ほぼ予想通りとなり、動きは鈍い中で、プラートECB専務理事のQEの資産買い入れ増加の可能性を指摘、ユーロ売りの流れが続き、1.1240を割り込む。

GBPUSDは、売りから買い戻しへと変化、AUDUSD+NZDUSDは緩やかに続落。USDCADだけは1.3180を一時割り込み、ドル売りの流れが続く。

※※※※※※※※※※※※

プラートECB専務理事(19日)=新興国市場の混乱が拡大するなか、ECBは現行の1兆ユーロ規模の資産買い入れを変更する用意がある。行動が必要な場合に向けた容易と決意があると強調。

米財務省高官=中国は人民元の一段安を阻止するため介入を実施している。中国政府が一段と迅速に人民元相場を市場原理に基づく相場に移行することが、中国にとって有益。