2018/08/15

2018年8月15日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年8月15日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

USDTRYは下落しTRYJPYは上昇と、前日に続きトルコの金融システムは比較的安定しリラ買の流れが続くも、トルコ裁判所が拘束中の米牧師の釈放申請を却下との報道にトルコ買いも弱まる。人民元は売られUSDCNH0.75%近く上昇、ZARとMXNも売りが続き、リスク回避の流れが復活。

米株は先物が欧州市場で下落し、強い米経済指標が続くも米株は-150ドル近くと売りからスタートし、米債利回りは低下と、リスク回避の流れに、為替市場は、ドル高+円高傾向が強まる。

GBPUSDは、欧州市場序盤の1.2735を高値に、英CPIは前年比が2.5%と前回を上回り強く、逆に小売物価指数が予想と前回を下回り、英PPIは予想外に強い中、相変わらずのハード・ブレグジットの恐れが強く意識され1.2670割れまで一時下落。

USDJPYは、米株安と米債利回りの低下に、主要通貨でドル買いが強まる中で、USDJPYだけはリスク回避の流れに円買いが続いている。アジア市場の111.43をピークに、欧州市場に入り、オプションカットが過ぎると110.50台まで続落中。

USDCADは上昇。カナダドルの強さは見られず。アジア市場の1.3050をボトムに、アジア・欧州・米国市場と底値を切り上げ1.3140台まで上昇中。