2018/08/21

2018年8月21日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年8月21日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

トランプ大統領の発言から続くドル売りの流れは変わらず。円はクロスで売り圧力が続き110円台へ逆戻りするも前日からの円高傾向は変わらず。

明日22日からの米中次官級通商会議は、11月の米中首脳会談につながる可能性にどうしても意識せざるを得ないが、肝心のトランプ大統領は中国を為替操作していると批判し、米中事務レベルの協議を開くが「大きな進展を期待していない」といつものトランプ節。

日経平均株価はマイナスから値を戻し上昇するも前日比+20.73(+0.09%)と力強さはみられず。逆に中国株は強く上海総合指数は+35.36(+1.31%)と強さがみられ、欧州市場では英FTSEが弱含みで推移するも他は上昇傾向を維持。米10年債利回りは2.835%(+0.0186)上昇気味。

USDTRYは、アジア市場ではトルコ市場が休場の影響もあるのか積極的な動きはみられず、6.0511~6.0860のレンジへ。さすがに欧州市場の序盤から動きが始まるも、6.08~6.1450台のレンジで上下するだけで方向性は定まらず。

USDCNHも、米中次官級会議を前にして6.8230~6.8400のレンジで方向感定まらず。

EURUSDは、15日の1.1300台をボトムに上昇傾向は止まらず。今日はアジア市場の早朝1.1480台をボトムに1.1500の重要なポイントを上抜け、ショートカバーが加速し一時1.1542まで上昇。欧州市場に入っても売り圧力は強まらず、1.1500の大台を維持しながら1.1500~40の狭いレンジで推移中。

USDJPYは、早朝に110.00の大台を割り込み、仲値前には109.78と安値を示現してからは実需筋の買いなのか、バーゲンハンティグの買いもみられ110.14まで上昇。欧州市場に入り110.20台まで上昇するも、米中通商協議の結果まちなのか積極的なドル買いもみられず。円クロスでも円売りの流れとなっている。