2020/06/02

2020年6月2日(火)16:45時ごろの動き

2020年6月2日(火)16:45時ごろの動き

米国の暴動は何のその、伸び悩む中国株を横目に日本株は+1.19%(+263.22円)と独歩高。海外投資家は日本株買いに動いているらしいが、それでも、連鎖的経済の中では、米株が崩れれば日本株も右に同じでは?

ゴールドマンは29日付のレポートで、S&P500が2400まで下落から、3200まで上昇に趣旨替え。日経新聞では日本株が逃避先となって目立っているらしい、なんでも日本企業の巨額な現金が現在の経済状態の中では強みとの事。

その株高の流れにも関わらず、USDJPYでは円安も円高にも動かず。相場のことだから突然レンジ相場を抜け出すことは間違いない。米国のデモ拡大とトランプ大統領の強硬なデモ抑制策は、他国のことながらドルに対するリスクを感じてならない。

為替相場は、豪第1四半期の経常収支は84億豪ドルで予想外に強く過去最高とのことで、豪州のGDPを0.3ポイント押し上げる効果があるらしい。

また、豪中銀は政策金利0.25%の据え置と3年国債の利回り目標も0.25%の維持を決めた。声明では景気の悪化は予想外に深刻ではなく、感染による制限は予想より早く緩和されており、労働時間も5月上旬から安定化の兆しがあり、個人消費の一部は持ち直している。とあった。

結果、明日3日の豪GDPの前期比予想-0.3%とリセッション入りの予想が、ひょっとしたらプラスになるのではとの意見もあった。

AUDUSDは、豪中銀の発表直後上昇するも0.6800台の上値は重く、06:00時、09:30時、14:15時~と3度に渡りトライしているが抜け切れず。ただし、下値も0.6775と限定的で、テクニカルを含めなにかプラス材料が加われ上値を試す可能性が高いのでは。

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7:45    NZD 4月 住宅建設許可件数=前月比-6.5%(予想 前回-21.3→-21.7%)

10:30    AUD 第1四半期 経常収支=84億豪ドル(予想63億豪ドル 前回10→17億豪ドル)→ 第1四半期の経常黒字は予想外に強く経常黒字は過去最高で、政府支出が第1四半期に大幅増となり、GDPを約0.3%ポイント押し上げた公算が大きい。

13:30    AUD 豪中銀 金融政策発表=政策金利0.25%の据え置を決定、予想通り

15:00    GBP 5月 ネーションワイド住宅価格指数=前月比-1.7%(予想-1.0% 前回0.7%)、前年比1.8%(予想2.8% 前回3.7%)

15:30    CHF 4月 実質小売売上高=前年比-19.9%(予想 前回-5.8%)

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