2020/06/02

2020年6月2日(火)22:30時ごろの動き

2020年6月2日(火)22:30時ごろの動き

ご存じの通りで、ドル安+円安。米中通商協議の破棄はないとみているのか、米国内の暴動や無法状態にも関わらず、世界的に株価は上昇し、ドル売りが活発で、円はクロスで激しい売りに、USDJPYは108.00超え、108.30超えのストップを書き込み一時108.40台まで急伸。そこまで円いじめをする必要はないとしか思えず。

欧州株は強く、ユーロストックス50は+69.98(+2.27%)大幅高で、ダウも上昇からスタートし100ドル超の上昇となっている。米10年債利回りは0.675%と上昇、原油価格(WTI)は一時36.51ドルまでの上昇から35.60台で推移。

GBPUSDは、英国とEUは今週の通商協議で、英政府が妥協する可能性を英タイムズ紙が報道したことを受け、一時1.2576まで上昇するも、上値も重い。

EURUSDは、おとなしかったアジア市場に反して、欧州市場に入ると1.1115をボトムに1.1188まで急伸。特に材料は見当たらないが、EURJPYのクロスの急伸がリードしているように思えてならない。それはともかく、ドルに対してのヘッジ通貨として選好されていることは間違いなさそうで、4日のECB理事会では予想されている追加債券購入5000億期待が強まっている。

AUDUSDは、第1四半期の経常収支の黒字額は過去最高でGDPを0.3ポイント上振れするとの報道も。また、豪中銀は政策金利0.25%の据え置き、楽観的なコメントがあちこちにみられ、明日3日の豪GDPの前期比予想-0.3%とリセッション入りの予想が、ひょっとしたらプラスになるのではとの意見おあり、1.2470台をボトムに欧州市場では1.2576まで上昇している。