2020/06/23

2020年6月23日(火)22:30時ごろの動き

2020623日(火)22:30時ごろの動き

 

トランプ政権は、支持率が伸びきれない大統領選を前にして、米国内景気浮揚の追加対策、コロナ対策、デモ対策、米中問題対策と忙しい。一方、ナバロ米大統領補佐官のサプライズ発言は否定されたが、米国(USD)への信認を考えるとどうもドルロングはできにくい。

 

結果は、欧州株は強く、ダウも上昇からスタートし現時点では底堅く推移するも、為替相場はドルが全面安で、久々に円にも買いが入り106.30近辺と、58日以来の円高水準へ。

 

ユーロ圏主要国と英PMIは予想外に強く、ユーロ圏と英国は4か月振り水準へと回復しEURUSDの買い材料となる。注目の独政府諮問委員会委員長は、「今年の独経済は6.5%縮小する見込み」とあり、スペイン中銀総裁は、第2四半期のスペインGDP1622%減少とあったが、積極的な反応は見られず。米国市場の参入と共に、再びドル売りが強まる。

 

引き続きこの報道の続編があるのか? また、ボルトン前大統領補佐官の回顧録の発売の影響は? 欧州復興基金で仏大統領とオランダ首相が協議は? 投機筋はドルショートで攻めたくなることは理解しやすい。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※