2020/06/25

2020年6月25日(木)15:45時ごろの動き

2020年6月25日(木)15:45時ごろの動き

動きそうな材料に飛びつき一時的に反応するも、結局はポジションの調整による変化の範囲内で方向性は今一つ。月末・半期・四半期末のリバランスによる変動を期待したいが、どこまで動くことやら。

取り巻く材料は、米中の通商交渉をめぐる不安、新型コロナウイルス再燃の不安、欧米国との貿易を含めた政治的懸念の拡大。トランプ氏もいやながらバイデン氏も嫌いと、どうなるか全くわからない米大統領選の行方。

トランプ政権は追加の大規模経済対策を立案中とのことだが、どこを見ても経済対策で財政はパンク状態で金利はマイナスかゼロに近い。これじゃ、AAAで0.8~0.9%近くのオーストリア100年債に約2.13兆円の注文が入るわけである。

USDJPYは107.50超でストップの買いと言われているが、これを狙ってもさらに円安が加速する材料に乏しいのでは? 円クロスではようやく安定してきてはいるが、いまだにポジション的には円ショートを維持しているように思えてならない。

EURUSDは、例の独憲法裁判所がECBの量的緩和政策を一部違憲と判断した件で、ECBはドイツ当局へ重要資料を提出することに同意とポジティブ材料の反応は鈍く、強い数字への買い反応も鈍い。英EUのブレグジット交渉の不透明感は別としても、EURUSDの上値が重くなり、EURJPYがどうなるのか? 非常に気がかり。

日経平均株価は-274.53(-1.22%)と下落、上海総合も小幅ながら堅調に推移し、ダウ先物は-160ドル近く低下している。原油価格は軟調で、米10年債利回りも0.675%と軟調推移。



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