2016/09/15

2016年9月15日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年9月15日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

欧米経済指標が多い木曜日の海外市場は、強弱混在する米経済指標に決めての欠ける動きへ。

欧州株は弱含みで推移、米株は小幅高でスタートするも前日比でほぼ変わらず。米金利は低下から上昇へと変化しドルをサポート。WTIは43ドル台半ばで推移。

注目のBOEは、予想通り政策金利と資産買い入れ枠の据え置きを決定。年内の利上げの可能性を示唆し、GBP売りの流れは続く。

米小売売上高は弱く、PPIも弱く、設備稼働率は弱く、NY連銀製造業景気指数は弱く、鉱工業生産も弱い。新規失業保険申請件数は改善し、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は強い。

ドル相場は、21:30時の弱い小売売上高+NY連銀製造業景気指数に直後の反応はドル売りへと動くも、新規失業保険申請件数は強く、短期的で、米金利が下げから上昇に転じ、元の水準に逆戻り。

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BOE金融政策委員会=政策金利0.25%の据え置きを予想、資産買い入れ枠4350億ポンドの据え置きを9対0で決定決定、予想通り、金利据え置き・資産買い入れ枠の据え置きも9対0で決定、

BOE金融政策委員会=EU離脱決定後の最近の経済データは予想よりも強かったが、長期的な予想を立てることはできない。

BOE金融政策委員会メンバーの過半数は、年内の政策金利を事実上の下限に引き下げることを支持する意向。

スイス中銀声明=スイスフランは依然として大幅に過大評価。マイナス金利を修正しても金融機関への打撃は緩和されない。

ハーバードビジネススクール調査結果=米国民は、自国の経済競争力の衰退は政府の政策行きづまりが原因と。
非難し、その責任は民主党、共和党双方にあると考えている


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