2016/09/03

今週の注目材料(9月5~9日)

今週の注目材料(9月5~9日)

先週の弱い米雇用統計にも関わらず、9月の米利上げ予測も残り、9月21日の日米の金融政策に向けた思惑に、相場が変動する状況が続きそうです。

今週は米国発の経済指標は比較的少なく、最重要の発表はありませんが、LMCI・JOLT・新規失業保険申請件数と雇用関連の数字を主に、ISM非製造業景況観指数、卸売在庫を注目しています。

一方、豪州・カナダ・ユーロ圏の金融政策は共に据え置きが濃厚で、声明文や中銀総裁発言が重要度を増しており、ユーロ圏・豪州・日本のGDPと合わせ、為替相場の争点になりそうです。中国関連では、財新総合・サービス業PMI、貿易収支、消費者物価指数を注目しています。


英財務省特別委員会 – インフレ年次報告では、カーニーBO総裁、カンリフBOE副総裁、フォーブス、マカファティー両政策委員の発言が予定されており、注目しています。

なお、発表予定日・時刻は、別表をご覧ください。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※