2016/09/29

2016年9月29日(木曜日)欧州・米国市場序盤の動き

2016年9月29日(木曜日)欧州・米国市場序盤の動き

米大統領選はヒラリー氏が有利+原油価格は減産合意期待に上昇、米国のGDPと雇用は強くドル全面高へ。どこまで続くかは不明ながら、現時点の流れはリスク選好のパターンへ。

3:00時のカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演、5:00時のイエレンFRB議長講演が注目される。

ユーロ圏の景況感指数+独CPIは強さが見られたが、独失業者数は2015年7月来の増加。強い米GDP+新規失業保険申請件数に、米金利は上昇しドルは一時全面高。しかし、米NAR中古住宅販売保留は予想外に弱く、ドル売りへと変化。

欧州株は上昇するも、米株は小幅安からスタート。WTIは47ドル台の大台へと上昇。為替市場はドル円の上昇に円安が目立ち、AUDUSD+EURUSDの下げと、逆にNZDUSDも買い戻しが目立っている。

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USDJPYは、買いの強さが目立つ。101.30、101.50円の壁を超え、アジア市場と米GDPを受け、101.70~80台を2度つけている。調整局面は101.30台と以外に少なく、市場のポジションがショートが利食い難い展開が続いている。

EURUSDは、弱さが目立っている。独失業者数が久しぶりに増加し、EUR売りが強まり、強いユーロ圏景況感指数+独CPIにもユーロ買は見られず。強い米GDP+新規失業保険申請件数を受け、1.1970台へ一時下落し、ようやく反発している。

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ロックハート・アトランタ連銀総裁=FOMCでは据え置きを支持した。もう少し進展を示す証拠が欲しい。FOMC声明は近い将来の利上げを示唆。

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁=予想通りの結果なら12月のFOMCで利上げが適切。


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