2016/09/17

2016年9月16日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年9月16日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

日本は3連休前の週末金曜日、米国市場では予想を上回る米CPIに、米金利は上昇し米株は下落、21日FOMCで利上げ期待は残りドル全面高+円高へ。

欧州株は弱く米株は下落からスタートし弱含みで推移。米2年債利回りは0.725→0.758%へ上昇。原油価格(WTI)は一時42ドル台まで続落しやや値を戻す。

USDJPYは、超安定で、オセアニア市場から米国市場序盤までは、101.80~102.30円の50pipsの狭いレンジで推移。米CPIを受け他の主要通貨でドル高傾向が強い中、クロスでは円は全面高。

GBPUSDは、アジア市場序盤の1.3240台を高値に、欧州市場であ1.3160まで続落。英国のEU離脱交渉が来年早々にでも再開するとの思惑と、強い米CPIを受けて1.3100を割り込み1.3080台で下げ止まる

AUDUSD+NZDUSDは、共に続落。強い米CPI+米利上げ期待度がやや盛り返し、強い米金利の上昇もあり売り圧力が続く。

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フォーブスBOE政策委員=英国のEU離脱選択によるポンド安で、経常赤字が大幅に改善する。

黒田日銀総裁=マイナス金利政策の導入で「貸し出し金利が低下し、社債市場では10年超の社債を発行する動きが広がっている。企業の資金調達環境は空前の緩和状態にある。

根岸生命保険協会会長=残存期間25年を超す国債の買い入れの減額を日銀が検討するとの報道で、マイナス金利導入により行き過ぎた超長期金利の低下に対する懸念を日銀も持たれているということで、検討することを期待

9月例経済報告=個人消費の判断を2015年5月以来16カ月ぶりに引き上げた。

ジョンソン英外相=来年初めにEU離脱の正式交渉を開始する公算が大きい。