2016/09/24

最新のIMMポジションから、 2016年9月24日(土曜)

最新のIMMポジションから、 2016年9月24日(土曜)


FOMC直前で通貨ショートが増加、トータルではややドル買い思考へ。ポンドのショートが急減し、豪ドルのロングが急減し、NZドルはプラスから-へと変化。

9月20日付のデータでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)の合計ネットショート・ポジションは、前週の-47,478から-61,278コントラクトへ増加。

翌9月21日の日銀の追加緩和期待が残る中で、円のロングは微増し、米利上げ観測の後退が素直にドル売りへと変化していたと思われる。

ポンドは-58,686で、ショートの減少は4週連続となり、特に先週の減少幅は6月14日以来となった。

豪ドルは6,848と前週から-29,619コントラクト減少、2011年8月2日のリーマンショック時以来の高水準となっていた。

また、NZドルは取引量が少ない中で、-7,916と前週の+5,129コントラクトからマイナスへと変化し、2014年6月17日以来の減少幅となっていた。

一方、円は85,117コントラクト(+1,969)と小幅増加、ユーロは-85,025(-3,550)コントラクトとショートが減少している。

(詳しくは、別表をご覧ください)

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