2016/09/12

株安なのに円高へ動かず(午後4時現在)

先週金曜日の米株安、欧米金利の上昇。今日の日本株安、そして、USDJPY相場は予想外に円高へ動く気配は見られず、超安定相場。

このような安定した値動きは海外市場でも続くとは思えませんが、いったい何がそうさせているのでしょうか?

まさか、北朝鮮の緊張の高まり(深刻度合いが深まっているとの観測も根強い)、日本経済への悪影響度合いが高まっているのでしょうか? 

過去にこの手の動きで相場が大きく動いたことはなかったので、あまり信じられないことですが!

それとも、ECBが期待に反して、追加緩和をせずに12月に検証するとの行動が独金利の急上昇へとつながり、米金利が上昇しているだけなのでしょうか? それとも・・・・・?

市場は今夜のブレイナードFRB理事講演でヒントを得たいと考えているように思えてなりません。20ー21日のFOMC開催を控えて公の場での発言を自粛する期間に入るため、彼が最後の公での発言者となります。

ハト派のブレイナードが豹変するようならば、市場のインパクトは強くなることでしょう!