2016/09/13

2016年9月13日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年9月13日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

米利上げ期待が薄らぐ中でも、米金利の低下も限定的で、逆に米株は弱い流れでスタート。AUDUSD+NZDUSDの売りが止まず、弱い経済指標が目立つGBPも売りが目立った。また、原油価格の下落にUSDCADは上昇が続いている。

欧州株は強弱が混在する中で、米株は1%近くと値を上げてスタート。米債利回りは前日とほぼ同水準で推移。

独CPIは前年比0.4%と速報値・予想と変わらず。独ZEWは0.5と予想を大幅に下回り、ユーロ圏ZEWも5.4と予想を下回り、景況感の改善は弱い。

英CPIは前年比0.6%と前回と変わらずながら予想を下回る。英生産者物価指数は前年比7.6%と予想を下回り、前回が下方修正と、英国発の経済指標の弱さが目立った。


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USDJPYは、アジア市場で101.40台まで下落し、102.00円を付けられず円高傾向が続いたが、ドル全面高の中で102.00~10円のストップをつけてからは一時102.40円まで上昇するも、GBPJPY+AUDJPY+NZDJPY+CADJPYと円買が支持する流れに、USDJPYの上値も徐々に重くなる。

GBPUSDは、コモンウェルズ通貨が全般的に弱く、弱い英国発の経済指標もあり、EURGBPの買い戻しが強く、1.3320台を高値に、1.3200割れまで続落。GBPJPYも134.70近辺まで続落へ。

AUDUSD+NZDUSDは続落、AUDJPY+NZDJPYも売りの流れが止まらず。AUDUSDはアジア市場から売りの流れが続いていたが、欧米市場に入っても買い戻しは弱く0.7540台を戻り高値に、0.7500を割り込みストップの売りが加速。


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