2016/09/20

2016年9月20日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年9月20日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

3連休明けの日経平均株価は上下しながらも、結局は-27.14(-0.16%)と小幅下落、欧州株も小幅下落からスタート。

明日の日米金融政策の一大イベントを二つも控え、共に思惑も混在し複雑。出たとこ勝負になり相場雰囲気が強まっているが、何れに転んでも上下変動が激しくなることが予想される。ただし、今日はその前日だけに積極的にリスクを取ることも考えにくい。

アジア市場の動きは、株価に連動した動きが強く、日経平均株価の下げにも101.80割れは底堅く、上昇にも102.10円を超えられず、結局はこの狭いレンジで取引が続いていた。

相場が動き出したのは、欧州勢の参入時となる、午後4時前。欧州勢はドル売りからスタート。これも、明日のビックイベントを前にしてどこまで相場を動かせるのかは不明。

EURUSDは、昨日の高値1.1190台を上抜け一時1.1210台へ。USDJPYも昨日の安値101.58円を割り込み一時101.55円近くへ。NZDUSDも昨日の高値0.7325を上抜け一時0.7350台へ上昇。

逆に、AUDUSDは昨日の高値0.7570台を超えられず、GBPUSDも昨日の高値1.3090台を超えられず、弱さが目立った。

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豪中銀議事録(9月6日)=現在の政策スタンスは成長・インフレ目標と一致と判断。鉱山部門主導の経済成長脱却を為替高が複雑にする可能性があるとの従来の見解を繰り返した。住宅市場バブルの懸念を払しょく、失業率は今後数カ月ほとんど改善しないと中銀が予想。

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