2016年9月15日(木曜)アジア・欧州市場の動き
中国市場が中秋節で不在の中、米国株に続き、日本株も軟調に推移。
日経平均株価は-209.23(-1.26%)へと下落、日本10年債利回りも軟化、為替相場は弱いながら円高傾向を維持。原油価格は43ドル台後半で下げ止まっている。
重要で、年内の相場の流れを変えてしまう可能性も否定できない、21日の日米金融政策を前にして、オプションの世界では、USDJPYのボラは21%台と高止まり、リスクリバーサルは円コールオバーで円高を意識した方向になっている。
米金利先物市場は利上げの可能性が10%台と低下しているといわれ、利上げなしを意識するも、もしもの不安感は消えず。日銀は追加緩和に反対意見がみられるも、当座預金のマイナス幅を拡大させる可能性は強いと思われている。
全てがこの重要な結果次第ではあるが、米株はどう動くのか? 米債はどう動くのか? ドル相場はどう動くのか? 模範解答を事前に用意することは難しく、101.50円割れは買い、103.00円超えは売りと、レンジを抜け出せない最近の円相場の戸惑いを動きを裏付けている。
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日本10年債利回り=-0.04%と9月8日以来の低水準。
オフシュア人民元=中国人民銀行の介入の兆候があり、上昇傾向が続く。
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