2016/09/21

2016年9月21日(水曜)20日、海外市場の動き

2016年9月21日(水曜)20日、海外市場の動き

日米の金融政策を直前にして、動きは緩慢。弱い米住宅着工+建築許可にもドルは全体的に堅調に推移。

USDJPYは、101.50~00円の50pipsのレンジ内に収まり動きは鈍いが、クロスではやや円高傾向が続く。GBPUSDは、1.3060台→1.2950割れまで下落。EUの単一市場へのアクセスを諦めなくてはならない可能性に対しての評価なのか? サンダースBOE政策委員の楽観的な発言でも弱さが目立っている。

米株は一時100ドル近く上昇するも、終盤にかけて値を下げ小幅な上昇にとどまる。米10年債利回りは一時1.66%台まで値を下げ1.69%を割り込み、2年債も小幅に低下。WTIはOPEC公式会合が開催の可能性に44ドル台へ小幅上昇。

最近になり、FOMCはもちろんの事ならがら、金融政策の限界に対してどう行動をするのか? 日銀の結果に対しての重要性を指摘する内容が多く見られる。

日銀への予想は相変わらず、追加緩和と据え置きの予想が混在し、大勢としてはマイナス金利の深堀とETFの増額となっているが、どちらに転んでも円相場が上下に変動することになりそうである。

FOMCは金利据え置きが大勢ではあるが、プライムディーラーの中では少数ではあるが利上げの予想もあり、結果を見るまでは安心できず、こちらもどちらに転んでもドル相場の変動を避けられそうにない。

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ボロズカナダ中銀総裁=カナダ経済が依然として強い向かい風に直面しているのは明らかとし、マイナスの影響を和らげるため景気刺激的な金融政策が求められる

ボロズカナダ中銀総裁=低金利環境は長期化する見込みとして、企業はこれを踏まえ投資リターンの見通しを調整する必要がある。

ボロズカナダ中銀総裁=カナダ経済の成長に必要な生産性の向上が実現できない恐れがある

サンダースBOE政策委員=英経済は市場の予想より減速しない可能性、失業率が悪化すれば利下げを検討。

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