2016/09/09

2016年9月9日(金曜)欧州・米国市場の動き

2016年9月9日(金曜)欧州・米国市場の動き

週末の金曜日、欧州・米国市場の序盤はドル全面高!

再び頭をもたげる、米利上げ期待。ローゼングレン氏然り、9月なのか12月なのか不明ながら、米金利の上昇にドルは全面高。米株は下落からスタート。

USDJPYは、アジア市場の停滞したムードは一変。ドル全面高の流れにも孤軍奮闘したUSDJPY相場は、午後7時から急伸。日米金利差拡大に前日の高値102.60円を超えてストップの買を誘発しながら103円台へ。他の主要通貨でも円買から円売りへと変化。

EURUSDは、独経常収支+貿易収支は予想外に伸びず、売りの引き金となり、米金利の上昇に、前日の安値1.1240台を割り込み1.1210台まで続落へ。

USDCADは、カナダ失業率は小幅上昇、雇用者数は予想を上回るも、CAD買は見られず、逆に原油価格の下落に、USDCADは1.3020台へ上昇し、カナダドル売りが強まる。

AUDUSDは、中国CPIは予想を下回り、住宅ローンが予想外に弱く、0.7650台をトップに買も停滞。午後3時から流れは売りへと変化し、米金利の上昇に0.7560台まで続落。

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BOE調査=一年以内の利上げ予測は21%と1999年の調査開始以来最低水準。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁=海外の景気鈍化が引き続き懸念材料となるなか米経済は底堅く推移、FRBが政策を据え置く期間が長期化し過ぎれば米経済が過熱する可能性もある。米国が完全雇用を達成した状態を維持するには、段階的な金融引き締めが適切。

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