2020/02/12

2020年2月12日(水)22:00時ごろの動き

2020年2月12日(水)22:00時ごろの動き

株高の流れは止まらず。

NZ中銀のタカ派発言に上昇したNZDの買いは止まらず。ユーロ圏の鉱工業生産は予想外に減少に独政治的リスクとユーロ圏経済の低迷も意識。

スウェーデン中銀は予想通り政策金利を据え置くも、長期間現行の金融政策を据え置くことを発表。EURSEKは一時10.49まで続落。

WTIは51ドル近くへと上昇。欧州株は強く推移し米株先物も上昇。米債利回りの上昇力は落ちるも10年債は引き続き1.62%台で推移。

為替相場は、NZDUSDは約1.26%近く上昇と強さが目立っている。NZ中銀のタカ派発言に0.6410→0.6477まで急伸、欧州市場に入っても緩やかに上昇が続き0.6486まで上昇している。

USDJPYは、新型肺炎の感染拡大による経済的な悪影響を危惧しながらも、短期間で終息する可能性も意識。株高の流れにリスク回避の巻き戻しが強く、ストップロスをつけながら一時110.13まで上昇し109.90台で推移。

※※※※※※※※※※※※※※※※※

17:30    SEK スウェーデン中銀 金融政策発表=政策金利0.0%の据え置きを決定、予想通りで、今後数年間は現行の金融政策を据え置くとの見通しをあらためて示した。

19:00    EUR 12月 鉱工業生産=前月比₋2.1%(予想-1.7% 前回0.2%)、前年比-4.1%(予想-1.9% 前回-1.5→-1.7%)→ 予想外に大幅なマイナス

※※※※※※※※※※※※※※※※※

スウェーデン中銀
①政策金利0.0%の据え置きを決定、今後数年間は現行の金融政策を据え置くとの見通しを再度示唆。
②声明で「レポレートは予測可能な期間、ほぼずっとゼロ%に据え置かれる見通しで、順調な経済動向や目標に近いインフレに寄与する」と表
③今年の基調インフレ率予想を1.7%から1.3%に大幅に引き下げたにもかかわらず、中銀は金利見通しを維持した。
④経済見通しとインフレの見通しが変わったら、金融政策を必要に応じ変更する

レーンECB専務理事
①緩やかで、目に見えるかたちのインフレ率の上昇を予測
②コロナウイルスにより短期的にかなり深刻な打撃を受ける可能性がある

※※※※※※※※※※※※※※※※※