2020/02/07

2020年2月7日(金)23:30時ごろの動き

2020年2月7日(金)23:30時ごろの動き

注目の米雇用統計は失業率が小幅上昇したが、非農業部門雇用者数は予想外に増加し、平均時給も小幅上昇と強いが、週末の調整なのか株安+債券利回りは低下し、為替相場はJPY高へと動きドルも強く、AUDは利下げ観測が再浮上し弱さが目立っている。

WTIは50.16まで続落、欧州株は弱くユーロストックス50は-0.3%近く下落、米株も弱くダウは-0.6%台へと下落。米債利回りも弱く10年債は1.6%を割り込む。

USDJPYは109.67~00のレンジで上下に変動しながらも、株価は軟調で米債利回りは軟化気味で、110円を高値に109.60を割り込み円高圧力が続いている。

AUDUSDは0.6700を割り込み安値更新中。早朝の豪中銀四半期金融政策報告は、成長率見通しを2.5→2.0%に引き下げ、今年は0.25%の利下げの見通しを発表したことを受けて続落し、現時点では0.6660台で何とか下げ止まっている。

USDCADは、欧州市場に入り1.3320台まで上昇していたが、米雇用統計と同時刻に発表となったカナダ雇用統計は、失業率は低下し新規雇用者は拡大に直後は1.3300台→1.3280まで下落するも続かず、再び1.3310台で取引と上下の変動が強まっている。

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16:00    GER 12月 鉱工業生産=前月比-3.5%(予想-0.2% 前回1.1→1.2%)、前年比-6.8%(予想-3.7% 前回-2.6→-2.5%)→ 2009年1月以降で最大の低下
16:00    GER 12月 国際収支: 経常収支=294億ユーロ(予想235億ユーロ 前回249→241億ユーロ)、貿易収支152億ユーロ(予想150億ユーロ 前回183→186億ユーロ)

22:30    CAD 1月 雇用統計:失業率5.5%(予想5.6% 前回5.6%)、新規雇用者数=3.45万人(予想1.5万人 前回3.52→2.73万人)、労働参加率=65.4%(予想65.6 前回65.6→65.5%)、フルタイム雇用=3.57万人(予想 前回-3.84→3.39万人)、パートタイム雇用=-0.12万人(予想 前回-3.28→-0.32万人)→ 失業率は低下し、新規雇用者数は増加と強い結果に直後はCAD買いが強まるも続かず

22:30    USD 1月 雇用統計:失業率=3.6%(予想3.5% 前回3.5%)、非農業部門雇用者数=22.5万件(予想16.0万人 12月14.5→14.7万人 11月25.6→26.1万人)、週平均労働時間=34.3(予想34.3 前回34.3)、平均時給=前月比0.2%(予想0.3% 前回0.1%)、平均時給=前年比3.1%(予想3.0% 前回2.9→3.0%)、時間当賃金=予想 前回28.32、労働参加率=63.4%(予想63.1% 前回63.2%)、新規雇用者数=3.45万人(予想1.5万人 前回3.52→2.73万人)→ 非農業部門雇用者数は予想外に拡大、失業率は小幅上昇、平均時給は前回から小幅上昇。直後の反応はドル売買拮抗・

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豪中銀第4四半期金融政策報告
①2020年6月時点でのGDP見通2.50→2.00%に引き下げる。
②市場想定に基づくと今年は0.25%利下げする見通し
③新型コロナウイルスを受けた著しい短期的リスクが見られる

西村康稔経済再生相
①7日の閣議後会見で、消費の低迷により17日の第4四半期GDP一時速報値はマイナスになる可能性を示唆。」
②新型コロナウイルス感染拡大を受け、部品供給の停滞を通じた国内の自動車など製造業への影響も注視

加藤厚生労働相
①WHOはクルーズ船感染を国内発生に合算せず

クオールズFRB副議長
①新型コロナウイルスの経済への影響を注視する必要がある。
②インフレが抑制されているうえで現在の金融政策は妥当
③中期的にインフレは2%に向かうと予想

中国1月末の外貨準備
①3.1150兆ドル(予想3.1兆ドル 前月比+75.7億ドル)

米上院銀行委員会の民主党議員
①パウエルFRB議長に、短期金融市場で昨秋に資金需給がひっ迫し、金利が急騰したことを受けてFRBが講じた市場安定化策について説明を求めた
②パウエル氏は2月12日に同委員会で証言する見通し

ハリファックス 1月住宅価格=前月比4.1%(予想0.0% 前回1.8%)→ 予想を大幅に上回り、2018年2月以来の伸びへ。

ノルウェー第4四半期GDP=前期比0.2%(予想0.3% 前期0.7→0.6%)

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