2020年2月6日（木）15:30時ごろの動き
世界的な新型肺炎の感染拡大傾向は変わらないが、リスクオンの流れは止まらず、中国は米国からの輸入製品の追加関税率の引き下げを発表したことでその流れがさらに加速。
株価続伸＋米債利回り続伸へと反応し、WTIは52ドル台へ上昇、日経平均株価は大幅高で一時24000円直前まで上昇、上海総合も1.1％超の上昇、米債利回りは急進し10年債利回りは一時1.68％台へ上昇。
USDJPYは110円の大台直前での投機的、実需筋の売りを消化しながら上値をトライする動きは止まらず。市場は108円台からの上昇過程で巨大なクジラ（GPIF）の影を指摘する声も。
AUDUSDは豪小売売上高が予想と前回を下回り2017年委8月以来の大幅な落ち込みとなるも0.6744をボトムにAUD売りは限定的。中国の米国輸入製品の追加関税率の引き下げに中国経済の落ち込み改善を期待してなのか、前日のタカ派ロウ豪中銀総裁発言を引き継いでいるのか、強さが目立ち0.6765まで上昇。
EURUSDは、アジア市場ではテーマとならないのか、1.1000の大台を割り込みながらも、1.0994～00の狭いレンジで動きは極めて限定的。ただし、水準的には安値圏にあり、意外な動きへ。
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9:30 AUD 12月 小売売上高＝前月比－0.5％（予想－0.2％ 前回0.9→1.0％）→ 予想と前回を下回り2017年委8月以来の大幅な落ち込み。森林火災で予想外の落ち込みへ。賃金の伸び悩みや高水準の債務が消費支出を圧迫しており、長年続く景気拡大の勢いが失速
9:30 AUD 12月 貿易収支＝52.23億豪ドル（予想59.50億豪ドル 前回58億豪ドル)
9:30 AUD 第4四半期 NAB企業信頼感指数＝-1.0（予想 前回－2.0→－1.0）
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中国国務院（政府）関税税則委員会
①米国から輸入する約750億ドル（約8.25兆円）の製品の追加関税率について14日に引き下げる。
②2019年9月に課した追加関税の税率を10%→5%に、5%→2.5%にそれぞれ引き下げる。これ以外の措置は継続する。
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