2020/02/26

2020年2月26日(木)19:00時ごろの動き

2020年2月26日(木)19:00時ごろの動き

新型ウイルスの感染拡大リスクは消えず。日経平均株価は下げ幅を縮めるも、中国株、欧州主要国株は弱く、米債利回りも軟化気味でリスク回避の動きは変わらないが、急落の懸念は弱まっているように見えてならない。

日経平均株価は、一時前日比470近くの下落から持ち直し-179.22(-0.79%)で終了。上海総合は、一時前日比+15近く上昇するも、終盤にかけ失速し-25.121(-0.83%)で終了。欧州株も弱いがボトムからやや回復し、独DAXは-1.6%台、FTSE100 も-0.7%台の下落となっている。

米10年債利回りは、一時1.379%まで上昇するも、続かず、1.34%台まで下落。原油価格(WTI)は欧州市場に入り需要減速リスクに一時49ドル割れまで軟化。

為替市場は、EURGBPは0.8356をボトムに欧州市場に入り0.8405まで上昇と25日の高値0.8407に並ぶ。その動きに連動してなのかGBPUSDは前日の上昇幅を全て失い1.2955まで下落、EURUSDは前日の高値を上回り1.0897まで上昇と、真逆の動きへ。

USDJPY、リスク回避の流れにも110円以下の買いの厚さを実感。110.13~58のレンジで110.10~20は固く、60超はリスクを意識した売りに押され気味。

AUDUSD、中銀の緩和や中国経済の伸び悩みを意識しているのか0.6607を高値に0.6569まで下落と、上値の重さは変わらず。NZDUSDも利下げ期待が強く、AUDUSDに連動しながら0.6322を高値に一時0.6305まで下落。

USDCADは前日から続く大枠1.3270~05のレンジで、積極的に1.33台を買う気にもなれず。

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新型コロナ感染 世界マップ(日経)
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/

サンフランシスコ市
①新型コロナウイルスの感染拡大に備え、非常事態を宣言、感染の確認はない。

米疾病対策センター(CDC)(25日)
①国内での新型コロナウイルス感染拡大の場合に政府が講じる可能性のある一連の措置を説明
②市中での感染は時間の問題。

イタリア感染拡大
①国内での新型コロナウイルス感染拡大の場合に政府が講じる可能性のある一連の措置を説明

新型ウイルス
①メール仏経済財務相は、仏GDP0.1%下押し、

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