2020/02/17

2020年2月17日(月)22:45時ごろの動き

2020年2月17日(月)22:45時ごろの動き

米国・カナダと北米市場が休場で後のない欧州市場。中国新築住宅価格は落ち込み2018年2月来の伸び率となるも、中国政府の景気刺激策と中国国内での新型肺炎の感染終息期待に中国株は強い。

この流れを受けて、欧州株は上昇からスタートし何とか前日比プラス圏で推移。為替相場は、中国と関連性の強いAUDが選好され、逆にGBPは弱いが共に小幅でトレンドのある動きとは思えず、北米市場不在を意識した流れへ。

GBPUSDは、1.3050台を高値に上値は重く、欧州市場に入り先週末の安値1.3010まで一時下落するなど、先週末の安値1.3000を試す動きが続いている。

AUDUSDは、週末のニュースで中国政府は新型肺炎のダメージ回復策として、中国は自国の銀行に14日までに約8.4兆円の融資を実行。中国株高の中で新型肺炎の感染拡大も終息に向かう期待感も残り、人民元高で小幅ながら一時0.6733まで上昇、0.6715まで下落と上下しながらも、前週末比では小幅な上昇を維持している。

USDJPYは、日本のGDPは予想外にマイナス幅が拡大し、リスク回避の円買いと、実体経済の弱さの円売りが混在。結果は、早朝の109.70をボトムに欧州市場は109.89まで上昇と、狭いレンジながらテクニカルでのドル買いと株高もあり小幅上昇週。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 不動産経済研究所、1月の首都圏マンション価格
①首都圏(東京都、神奈川、埼玉、千葉各県)新築マンション発売の1戸あたり価格は8360万円となり、1990年11月(7497万円)を上回り、過去最高を記録

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

アーダーンNZ首相
①新型コロナウイルスの影響でGDP伸び率が2─2.5%程度に鈍化へ。
②財務省予想では、2.2~2.8%となりこれを下方修正した形となる。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

独連銀月報
①中国での新型コロナウイルス感染拡大がドイツ製造業への新たな脅威として浮上していると警告し
②経済成長を支えるため大規模な財政黒字を活用するよう政府に呼び掛けた
③第1四半期のドイツ経済のファンダメンタルズ見通しに変更はない

英首相報道官
①EUとは今すぐに交渉を始める用意があり、友好的な協力に基づく関係を望む

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※