2020/02/19

2020年2月19日(水)昨日18日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

2020年2月19日(水)昨日18日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

アップルは1~3月期の売上高ガイダンス達成できず。新型ウイルス流行で業績悪化の懸念が強まり米株は下落するも下げ幅は限定的で、リスク回避の動きも限定的。(AAPL 319.27-5.68-1.75%)

ダウは一時280ドル近くの下げから終盤にかけて下げ幅を縮め前日比-160ドル台で推移。S%P500 も弱いが、Nasdaqはプラス圏を回復。米債利回りは強い米経済指標を受け一時1.57%近くまで回復するも続かず、結局は1.55%台で推移。

AUDUSDは、ハト派の豪中銀議事要旨を受けた売りの流れを回復できず弱さが目立ち、欧州市場の序盤には0.6674まで下落し安値圏で推移。米国市場に一時0.6700まで値を戻し0.6680台で推移。

EURUSDは、弱すぎるZEW景況感に下落し、強い米NY連銀製造業景気指数についに1.0800の大台を割り込み一時1.0786まで下落。米株や米債利回りの影響をうけながらフィキシングにかけて1.0826まで値を戻すも続かず再び1.0800を割り込み下落へ。

GBPUSDは、欧州市場の序盤にはEUとの通商交渉の難航や対米次世代通信をめぐる対立もあり一時1.2970まで下落。スナック英新財務相は就任後初の予算案を3月11日に発表し、財政拡大を期待し1.2995→1.3050近くまで続伸。これをピークに1.2995の振り出しまで続落し、1.3000近くで推移。

USDJPYや、何と言いったらいいのだろうか? 株安のリスク回避に選好され、米債利回りの低下にも109.66をボトムに下げ幅は限定的。強い米NY連銀製造業景気指数に、米債の上昇もあったが前日高値圏の109.95まで急伸し再び109.80台で推移し円高支持者は失望。結局はクロスで円高傾向となっているが、USDJPYストレートでは方向感定まらず。

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22:30    USD 2月 NY連銀製造業景気指数=12.9(予想5.0 前回4.8)→ 予想と前回を大幅に上回り昨年5月来の高水準で、新規受注は2017年9月以来の高水準に、出荷は18年以来の高水準へとそれぞれ上昇

22:30    CAD 12月 製造業出荷=前月比-0.7%(予想0.5% 前回-0.6→-1.0 %)

0:00    USD 2月 NAHB住宅市場指数=74(予想75 前回75)→ 予想・前回に届かないが高水準を維持

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トランプ米大統領
①中国へのジェットエンジン販売を支持、制限を主張する強硬派をけん制。
②注文がどこか他にいくことになるだけだ

アップル
①1-3月期の売上高ガイダンスを達成できない見通しを表明。新型ウイルス流行による企業収益や経済成長への打撃への懸念が強まり米株下落
②中国で業務が再開され始めているが、われわれは当初の予想よりも、通常の状況に戻るのが遅いと理解
③アイフォーンの供給が一時的に抑制

バンク・オブ・アメリカ、ファンドマネジャー調査
①米ドルが割高だとみているファンドマネジャーが半分以上
②割合はネットで54%と、前回より1ポイント上昇。2002年以降で2番目の高水準

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スナック英財務相
①予定通り3月11日に予算案を発表する準備。

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