2020/02/25

2020年2月25日(火)午後3時半ごろの動き

2020年2月25日(火)午後3時半ごろの動き

株価の下落はいつまで、どこまで続くのか? それが問題!

前日の欧米株急落、債券利回り急低下とリスク回避の流れに、日経平均株価、上海総合指数も下落からスタートするも、前日の日経先物のボトムからは小幅反発し中国株の下げ幅は限定的で、債券利回りもボトムから若干ながら回復。 

為替相場はリスク回避のJPY買い+流れが続くのか、それとも一時的な動きなのか? 市場参加者の判断は分かれるが、ひとまず前日の株安=ドル買い+JPY買いの流れは鈍く、急落も続かない状況にアジア市場はドルが小幅安でJPY高も一服。

日経平均株価は一時1000超の下げから-781.33(-3.34%台)の下落にとどまり、上海総合は-80.846(-1.02%)の下落にとどまり、米10年債利回りは1.4%弱まで小反発。

USDJPYは、先週の112.20台の急騰から、先週末から値を下げ昨日は110.30台まで2円弱の急落となった。今日は110.64をボトムに日経平均株価の下げも一服すると111.04まで値を戻し、110.80近辺で停滞気味。

日本国内の新型ウイルスの感染拡大は止まらず、潜在的なリスクは残ったままで、このような状態でJPY高がどこまで加速するのかは疑問が残る。もちろん、世界的な株安が止まらず継続すれば話は別だが、米国発の株安が継続するリスクは周りを見渡してみても少ないのでは?

他の主要通貨も変動幅は限定的で、EURUSDは1.0845~68、GBPUSDは1.2914~42、AUDUSDは0.6600~22、NZDUSDは0.6332~58、USDCADは1.3280~00と小動きで、欧米市場の株価が続落するのか、それとも、反発するのかそれを見極める動きとなっている。

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米当局者
①ファーウェイ向けの販売を制限する措置を引き続き検討。→トランプ氏は先週記者団に、米半導体メーカーが他国へ製品を販売できるようにすべきと指摘した。ただ、ファーウェイをどのように扱うかは明言しなかった。
②トランプ氏は、25日、米企業がビジネスを行うことが許される状況を望んでいるとツイッターに投稿。半導体企業などを含め、国の安全保障と何ら関わりのない案件が私に提出される」と述べ、国家安全保障を理由に他国の米国製品の輸入を制限すべきでない、との考えを示した。
③現行規制では、他国から中国に輸出するハイテク製品の多くについて、米国で製造された部品の価値が全体の25%以上の場合、米国はライセンスを要求することができるか、もしくは輸出を禁止できる。米商務省はこの水準をファーウェイ向け輸出に限り10%に引き下げ、家電製品などのハイテク製品以外も対象にすることを提案している。


米政府(24日)
①新型コロナウイルス対策として25億ドルの予算案を議会に要請


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